りくはあっという間にあゆの家まで来てくれた。
りくの車
に初めて乗り込むあゆ。
緊張&ドキドキで胸がいっぱい![]()
「来てくれてありがと☆」
「うん。なんか電話の様子が変で心配だったから」
「どうする
これから気晴らしに海でもいこっか
」
海
あ~。いいなぁ。海見たら
気持ちがすっきり気持ちよくなりそう。。。![]()
そんな事思いつくりくにドキドキ![]()
「いいの
りくが連れて行ってくれるなら行きたい
」
「いいよ♪じゃあいこっか☆」
出発したのはすでに夜中の2時を過ぎていた。
海まで向かう車の中、あゆはずっとりくに話を聞いてもらっていた。
あいづちを打ちながら静かにあゆの話を聞いてくれているりく。
話をしていたらあっという間に海についた。
海についた頃真っ黒だった空が薄い水色になっていった時だった。
どんどん明るくなっていく景色。
そんな中で見る海は最高だった。
思わず車から降りるあゆ。
すっごく空気が澄んでいて気持ちよかった。
広くどこまでも永遠に続いて見える大きい海。
そこに立つと自分が悩んでる事なんてちっぽけに思えた。
みんながよく言う事だけどほんとにそうだなぁって思った。
あまりにきれいな波うってる海を見てあゆは
思わずはだしになって海に入ってみた。
水は冷たいけどすっごく気持ちよくて心のもやもやが
すぅ~と晴れていくのを感じた。
海に入ってパシャパシャはしゃいじゃった![]()
りくはあゆが気の済むまでずっと海にいてくれた。
あゆの家に帰ってきた時はもう7時を過ぎていた。
平日だったからりくはこれからそのまま仕事に行くらしい。
自分勝手にりくを振り回してしまった事にすごく後悔した。
「ほんとにごめんね
でもありがとう☆仕事大丈夫
」
「うん。1日くらい徹夜しても平気だよ
」
「それよりあゆが元気になってよかった」
どこまで優しい人なんだんろう。。。
「じゃあ仕事がんばってね
今日はほんとにありがとう
」
「うん。また何かあったらすぐ電話して」
そしてりくは車で去っていった。
もう悲しい気持ちは吹き飛んで心がすっきりしていた。
海のおかげだと思っていたけどずっとあゆの話を聞いてくれていて
海でもずっと傍で優しく見守っていてくれた
りくのおかげでもあるんだと
あたためて感じてとっても感謝の気持ちでいっぱいだった。
今までりくの1面を知るたびにうれしかったり、ドキドキしたあゆだけど
異性として、恋愛対象として見た事はなかった。
りくを異性をして意識したのはこの日が初めてだった。
不思議だけど少しずつ芽生えていったりくへの恋心の始まりだった。
