『7500』映画鑑賞。冒頭、上空の航空機から管制塔が奇怪な声を受信する。そして機内。事故か何かあったようだが、この時点ではまだ何もわからない。場面変わる。ロサンゼルスから羽田に向かって飛び立つヴィスタパシフィック機7500便。様々な乗客が乗り込んでいる。離陸し安定した上昇体勢を維持し、 平行な状態で飛んでいる。シートベルトを外すアナウンス。その後、驚くべき異変が起きるが、それは、この後に起こる怪異の発端に過ぎず、さらなる恐怖が乗務員と乗客を襲うことになる。監督は『呪怨』の清水崇。アメリカで製作した作品としては3作目（くらいになる、と思う）。遥か上空の機内で起こるパニック映画やアクション物は結構あるが、ホラーとなると意外と思いつかない（ま、『ゾンビ・フライト』っていう映画はあるけど）。意表を突いたラストの展開など、なかなかオリジナリティ溢れたホラー映画の佳作と言ってよい。
上空2万フィートで繰り広げられる恐怖を堪能していただきたい。