『X-MEN: フューチャー&パスト』映画鑑賞。『X-MEN』シリーズの7作目。本作品は『X-MEN: ファイナル ディシジョン（2006）』と『X-MEN: ファースト・ジェネレーション（2011）』の続編となる。
近未来の地球。センチネルと呼ばれる強力なロボットの軍隊が、特異な能力を持つミュータントと彼らに協力する人間たちを殲滅しようとしている。他人の精神のみを過去の自身に送ることができる一人のミュータントの能力によって、数名のミュータントはセンチネルの執拗な攻撃を逃れ辛うじて生き残っている。彼らはモスクワで襲撃を受けるが、辛くも窮地を脱出し主人公であるウルヴァリンを始め数名のミュータントと合流する。ミュータントたちは驚異的な治癒能力を持つウルヴァリンの精神を1973年へ送り返し、センチネル創造の契機となった、ある暗殺事件を阻止しようとする。ウルヴァリンは1973年の自分自身へ憑依して目覚め、その暗殺事件を食い止めようと奮闘するのだが。過去のシリーズを観ていないと背景やミュータント同士の人間関係がややわかりにくいところはあるものの、本作品のみを観ても十分に楽しむことができる。お薦め。