『エンド・オブ・ザ・ワールド』映画鑑賞。直径113kmの小惑星マチルダが地球に接近している。軌道を修正することはもはやできず、3週間後に地球に衝突し地球は滅亡する。主人公は妻に逃げられ、独りである。ひょんなことから隣人の女性と知り合いになる。女性は最期を家族と過ごそうと思っていたが飛行機がもう運航せず、実家に帰ることができなくなってしまった。2人とも最期に会っておきたい人がいる。各地で暴動が起こり2人の住むアパートも暴徒に襲われ、2人は取るものも取りあえず、会うべき人の所に向かうことになった。地球滅亡を背景に2人の姿を追うロードムービー。とてもよくできた脚本に感嘆した。年間ベスト級の素晴らしさ。主人公女性の最後の台詞がとてもいい。心が満たされ今のこの瞬間が幸せであるならば、世界の終末も決して悪くはないのかもしれない。お薦め。
同名の別映画があるので注意。本作は2013年1月日本公開。
