『ニーナ ローマの夏休み』


中国留学を控える若いイタリア人女性が20代らしく右往左往する話。

ふっつーの生活をするふっつーの20代女性の理解できなさがひっじょーにリアルで、見ながら「はーなんやねんほんま」って10回くらいため息つくみたいな。


するとかしないとかの意思の問題と事実の問題を区分できないという内面が、現実感を欠いたようなイタリアの景色の中の書道の取り合わせとパラレルで、狂った遠近感が最初は面白くとも段々と正気を奪ってくる。

映画でもきつい。


騒がないタイプのメンヘラ〜〜