前回の石窯ピザパーティーで私に与えられたミッションとは・・・
石窯でパンを焼く!!
ということでした。
最初幹事のかいと君のパパさんからこの提案のメールを頂いた時には、正直「どうしよう・・・大変だな~」って、
まるで楽しい結婚式に呼ばれたけど、スピーチ頼まれちゃった。みたいな感じでした。
(かいと君パパごめんなさい(^^;;)
でもその考えはすぐに吹っ飛びました。
だって自分が作ったパンを石窯で焼ける機会なんてそうそうあるものじゃないですからね~。
これは私にとって大きなチャンスだと思い直しました!
そこでまずはどんなパンを焼くか・・・
(ここからはちょっとマニアックな話になるので、興味のない方はどうぞスルーしてくださいね。)
これはすぐに「カンパーニュ」だなっと決定!!
生地は発酵時間の融通がきく天然酵母しかないと、これまた決まり。
不安点は2点
①自宅から生地を運び、何時間後に焼けるかがわからない。
(おおよそのシュミレーションでは2時間ぐらいかな・・・と計算)
当日のパーティーの進行状況で発酵スピードの調節が必要になってくる。
当日の気温もかなり影響するし・・・
②窯の温度がわからない。
普段使ってるオーブンは温度設定ができるけど、石窯にはもちろんそんなのない。
(オーブン内の温度を測る温度計持ってないのです、私)
こんな不安を抱えながら、いざ出発の時がきました。

生地は前日にこねて一晩冷蔵庫で発酵させ、朝、成型したものを、ナイロンケースに入れて移動。
このケースが言わば発酵機となり、この日のケース内温度は平均20度でした。

焼き時間が遅くなった場合、発酵スピードを遅らせるための保冷材として、凍らしたお茶を準備。

実際これが大いに役にたったのでした!
なにせ、パーティーが始まったのが家を出て2時間後だったのです。
それから一人ずつピザを作って焼いて・・・
ピザが終わったら、窯の温度を下げるのに約1時間。
実際パンを焼けたのは家を出て4時間半後でした。

これ焼く直前の生地です。
約2倍ぐらいに膨らんでます。
逆さまにして天板に乗せて、切り込みをいれます。

さ~!いざ窯の中へ~~~ヽ(`◇´)/

私の皮膚感覚だと適温かと思えましたが、やはりまだまだ窯は熱かった・・・

窯の奥側の生地はすぐに焼き色がつきだし、このままでは中まで焼ける前に焦げてしまいます。
そこで、なるべく生地を窯の入口の比較的温度の低いほうへずらし、ひたすら見守る・・・

およそ20分でどうにか焼けました~!

本当はもっと膨らむのですが、大きく膨らむ前に回りが焼き固まってしまった状態でした。
私が使ってるホシノ天然酵母の場合、イーストに比べると、特にこの状態になりやすいのです。
が、しか~し!!
そこはさすがの石窯君!!
周り(クラスト)が絶妙にカリッと仕上がって、中(クラム)もっちりで、おいしくしてくれてました。
遠赤外線効果は素晴らしい (^^)bGood!
どうにかこうにか焼き上がって、皆さんにも喜んで頂けたようで、ホッとしました。
そして私はとてもいい勉強になりました。
かいと君のパパさん、オーナーさん、いろいろとサポートしてくださって、
ありがとうございました。

あ~また石窯で焼いてみたいな~。