もし、子供の頃に戻れるならば、あの頃の私に言ってやりたい。
胸ぐらをつかんで
「歯を大事にしろ」って
もうね、いくら使ってるかわからないよ
ゆうに100万は超えているのよ…(インプラントはしてない)
今の子はいいよね、定期的に歯をクリーニングする習慣があってさ。私が子供の頃なんて「予防歯科」なんてワードはなかった。
虫歯になったら歯を削ればいい
ひどくなったら神経取ればいい
その都度、歯医者に行けば大丈夫って思っていた
大人の歯はもう生え変わることはないんだよ、いつまでも削れるわけじゃないんだよ、神経取ったら歯が弱るんだよ
そんなこと教えてもらってない
安易に歯を抜いちゃダメだよ、手軽な矯正?セラミック矯正なんて矯正じゃないよ、健康な歯を削るなんてもっての外だよ
今なら何か新しい施術を受ける前に、インターネットで検索して情報を得られるけど、当時は医者から聞く話がすべて。
疑うこともしなかったな…
私が予防歯科に目覚めたのは妊娠中。ガムを噛んでいたら、ガリって音がしたの。なんだろうとガムを口から出したら、奥歯が欠けていた
歯のためにキシリトールガム嚙んでて、奥歯が欠けるってさ…切ないよね。
多分、妊娠中で体中の栄養素が胎児に取られて、歯がもろくなっていたんだろうな。
欠けた奥歯は治療歯で、銀歯のインレーが入っていて、元々弱くなっている歯ではあったんだけど。それでもガムで欠けるなんてショックでしたね。
その時駆け込んだ歯医者さんが「予防歯科」「保険外治療」に力を入れている歯医者さんだったことが、私の歯に対する意識を変えてくれました。
そういう意味では、ガムで歯が欠けたことは怪我の功名ってやつなのかもしれません。
保険適用の素材と保険外の素材の違い
歯磨きの仕方
定期クリーニングの重要性
色々と初めて知りました
検査してもらったら銀歯の中が二次虫歯になっていたので、治療してセラミックの被せものにしたり、根管治療が必要な炎症があって丁寧に処置してもらったり。メンテナンスを怠っていた口腔内を数年間かけて整えていきました。費用もそれなりにかかりました
保険外治療はどうしても高額になるので迷うこともあったのですが、「とにかく今残っている歯を大事にしてあげて。インプラントになったらもっと高い治療になるよ。やったら終わりじゃなくてメンテナンスで維持していくのも大変。だからできるだけ今ある歯の状態をこれ以上悪くしないことを真剣に考えたほうが良い。」と教えてくれました。
素晴らしい歯医者さんで、セラミックの被せ物の出来上がりに納得いかない時はしっかりと技工士さんにやり直しを求めてくれたり、根幹治療も時間をかけてじっくり治療してくれたりして、とても信頼できる方でずっとお世話になりたかったのですが、アメリカでさらに腕を磨いてくるとクリニックを退職されてしまいいつか日本に戻って開業する時は教えてほしいと伝えれば良かったなと後悔しましたね。
その後の先生とは相性が悪くて歯医者難民になるのだけど…歯を大事にすることを教えてくれた先生との出会いは私にとっては大事な出会いになりました。
ずぼらな私が、歯に関することだけは徹底的に調べて、歯ブラシ・歯磨き粉・フロス・タフトブラシなどあらゆるアイテムを使って、既にボロボロの歯をできるだけ長く残せるよう頑張ってます
一番お金かかっているのは前歯のセラミック矯正で40万×2回
矯正なんて言いたくないけどね。削ってラミネート加工してるだけだもん…
なんで2回になったかは、また別の機会に。この80万は本当に無駄だったな。本当に後悔しています。
歯は一生もの
大事に大事に。メンテナンスには惜しみなくお金をかけるべし結局それがトータル的には安上がりになる。
そんな歯の維持に必死な私が愛用しているクリーニングアイテムをご紹介
歯ブラシはヘッドの薄さが大事!
タフトブラシで細かいところも!
似たタイプもあるけどこれ一択
口腔内の除菌、フッ素塗布はこちら
リペリオで歯磨き→タフト→フロス→コンクールFですすぐ→ジェルコートFをつけて磨く
再石灰化を狙う場合はフッ素して軽くすすいでからコレを塗ろう!30分そのままで。
厳選したアイテムです。
歯医者難民になったことやセラミック矯正でのトラブルはまた後日子供の歯についても。