ガーニッシュの香り | いつも一緒

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スポーツカー好き。
休日は峠を走ってます。
愛車86、CC110は夫の形見。

 玄関を開けるとガーニッシュの甘い香り。

それが家の匂いだったのに、夫が何処かに行ってしまってから、あの甘い香りがしない。


「そうだ、お香を焚こう」と思い、ガーニッシュのNo.8に火をつける。

そうそう、この匂い。

最初はちょっと甘酸っぱいの。




夫のお気に入りは、甘い香りのNo.8と、

ちょっとエキゾチックなムスク。





お線香をあげる意味として、お線香から立ち上がる煙で、この世とあの世が繋がって、煙や香りを通じて故人と対話ができる、と読んだことがある。

ガーニッシュの甘酸っぱい香りとともに立ち上がる煙の中で夫に話しかけると、ちゃんと聞いてくれるのかな。



あなたのいないガレージは、しんと静まりかえってる。

ドロンジョ様も、ボヤッキーもトンズラーも寂しそうだよ。




あなたがいた時は、夜になるとミラーボールが回って、ディスコミュージックが流れていて、あんなに賑やかだったのに。

本当に寂しいよ。