準備から後片付けまですべて一人でやるため、今年は少しでも楽しようとｵｰﾄﾞﾌﾞﾙを予約。
鶏ﾓﾓも出来た物を買う。
簡単な物しか作らなかった。
お正月にまたみんな集まる。
大掃除もある。
洗濯機の裏からお風呂のﾊﾞｽﾀﾌﾞも外して全部ﾁｪｯｸが入る。
この家は術後の体を癒す時間があまりない。
今に始まったことではないので諦めの境地にいる。
それでも、大切な家族を亡くした方々がどんな思いで今年のｸﾘｽﾏｽを迎えたか…そう考えると幸せなのだと思い改める。
先週青森の友人家族と術後初めて夜の街に出た。
街は青森と比べものにならないくらい活気に溢れているらしい。
地震があったことなど感じられないくらいの日常だ。
それでも最近震災の特番が多く、当時停電で見れなかった映像を目にすると、あの恐怖が甦る。
震度5は何度か経験していたが、震度6強はまったくの別物だった。
長い揺れの中で、2回目の揺れが尋常ではなかった。
食器棚のｶﾞﾗｽを突き破って食器が出てきた。
揺れがおさまって、落ちかけていた食器を棚に戻しすぐ子どもの元に走ったが、帰ってきたら余震で入れ直した食器がまた落ちて割れていた。
お祝いで頂いた大切な食器が1枚しか残らなかった。
3月11日、震度4以上の地震が44回もあったのだと今知ることとなる。
来年は明るい年になりますように
