「かげおくり」
まだ小さい頃
仲良しのわたし達はいつも
手を繋いで遊んでた
帰り道
雲ひとつない青空
並び歩く影ふたつ
新しい遊び
君が教えてくれた
一緒に
影を見つめて見上げて見てみて
白い影が見えるでしょ
十数えて見上げて見てみて
手を繋いだふたりのかげおくり
空へ
まだ小さい頃
仲良しのわたし達は
いつのまにか時は流れてた
分かれ道
雲ひとつない青空
重く歩く影ひとつ
あの頃はそばに
君が居てくれたのに
それなら
影を見つめて見上げてみてみて
笑う顔が見えるでしょ
遠く離れた今も憶えてる
手を繋いだ二人のかげおくり
空へ
雲ひとつない青空
風にそよぐ草の影
懐かしい香り
そっと包まれたなら
一緒に
影を見つめて見上げて見てみて
白い影が見えるでしょ
十数えて見上げて見てみて
手を繋いだふたりの あの頃
影を見つめて見上げてみてみて
笑う顔が見えるでしょ
遠く離れた今も憶えてる
手を繋いだ二人のかげおくり
空へ
君へ
届け