皆さまこんにちはドキドキautrose930ですピンク薔薇

お読みいただいてありがとうございますラブラブ

 

今日は『悪の花』第3・4話、再放送の日

ドラマをチラ見しつつ朝御飯しつつでした

 

序盤はパズルのピースとなるランニング

エピソードが散りばめられていて

とても見ごたえがありますねおねがい

 

先週放送された第2話をまとめておきます

ネタバレ(多い)ございます注意注意

お勝手感満載お願い

宜しければ本編ご覧になった後にでも

 

 

 

 冒頭は2006年夏、ヒソン(ヒョンス)とジウォンの出会いのシーンである。

 

少し古くささを感じさせるカットだ。母親の小さなスーパーで、試験勉強をしながら店番をするジウォンの傍らには、小型のラジカセ(CDプレーヤー)がある。

 

金髪(やや白味がかった)のヒソンがビールを購入し、ジウォンは身分証明書の提示を要求する。

 

 

 

身分証明書には82から始まる番号があり1982年生まれということなのだろう。下の方に2005年10月4日とあるが、この身分証明証が発行、もしくは「更新」された日付であり、よくよく考えると意味が深い。「更新」された翌年に二人は出会っていることになる。

 

1話でキム・ムジンが1985年生まれ、ジウォンは1984年生まれと分かっているので、ムジンの同級であるヒョンスは、このとき3歳ほど年長の人物に成りすましていたことが分かる。

 

人は、30代も後半になると、3つくらい年齢を偽っても、その顔貌や表情に、大して違和感を感じることは無い。しかし、20代前半における3歳という年齢差は、ある程度の違和感を醸し出すのであろう。

この場面で、ジウォンは、ヒソン(ヒョンス)が、年齢に比して童顔であると直感している。

 

 

 

このシーンはジウォンの夢であった。

目覚めた彼女がキッチンに行くと、早起きをして、朝から手の込んだ海鮮料理を作っているヒソンの後姿。

 

 

 

実は、このイ・ジュンギの後姿は決して格好良くない。鼻歌を歌うでもなく、ステップを踏むでもなく、キャンディ2のフィレンツェの朝のような彼ではないのだ。

 

足をやや幅広に開いて立ち、材料を刻んだりスープを取ったり、おこげを揚げることにひたすら没頭している。はっきり言えば、とても「所帯じみている」印象なのであるが、これがまた逆に、セクシーというか色っぽいのである。

 

(朝起きて、自宅のキッチンの窓辺にこの人が立って朝御飯の支度をしていたら、何というオドロキか)

 

 

 

 地下室では、ムジンが依然として監禁状態にある。

 

2002年の映像が挿入され、高校時代のヒソン(ヒョンス)とムジンは、今現在の二人とは真逆の関係にあったことが分かる。

 

 

 

 

韓国ドラマでは、この人物が出ている場面はコミカルなパートだから安心、というようなキャラクターがいる。悪の花では、ムジンがその役回りかなと感じられる。

 

ムジンは、ヒソンにいたぶられ、心身両面でかなり憔悴している状況にあってさえ、彼独特の軽妙さや抜け感があり、画面にユーモラスな要素を与えている。

一度、通しで視聴しているため、余裕をもって眺めていられるのかもしれない。

 

ムジンは、ヒソン(ヒョンス)に衝撃を与えるため、ヒソン氏の妻チャ・ジウォンは刑事だぞ、と伝家の宝刀を振りかざすのだが、ヒソンは自分である、とヒョンスから逆に切り返され愕然とする。

 

ムジンもやはり凡人ゆえ、この時点で、ヒソンとヒョンスが同一人物と分かっても、では真のペク・ヒソンは?というところまで思考が及ばない。また、その余裕もない。

 

 

 

高校生のヒョンスは、イ・ジュンギ本人かと見紛ってしまったほど似ている。

RUEという歌手で、俳優としてはパク・ヒョンジュンという方だそうな。

 

この方の目はくっきりとした二重であるが、イ・ジュンギと二人、前髪、目、鼻にかけて、部分的に切り取って並べたら、酷似しているのではないかと思われる。

 

ヒソン(ヒョンス)は、カギョンリ自治会長を殺害したのは自分であるとムジンに告げる。

 

 

 

 2話においても、凝ったサイドストーリーが折り込まれている。

 

住宅街を貫く長い階段を、ジャケットにジーンズ、ハイヒールの女性が登っていく。

韓国ドラマでは、住宅地をめぐる階段や坂はよく登場するが、この場面のように上空からその全景を写すことは珍しい。これが、今回のサイドストーリーの一つの答えであるとは…。

 

今回のサイドストーリーは、前回よりさらに踏み込んだ示唆を与えるものだ。

 

世間や捜査陣に、ヨンジュ市連続殺人事件を想起させること、そして視聴者に対して「サイコパス」という存在の提示である。

 

犯人は、犯行の手口をヨンジュ市の事件に似せてはいるが、完全型ではなく中途半端である。今現在も生きているかもしれない、ヨンジュ市事件の共犯者に、罪を擦り付ける意図があったのではない。

 

ただ、十分、サイコパス的な人格であることは確かであり、それは、犯人パク・ソヨンとジウォンのシーンに集約されている。

 

「あの長い階段を登って、高齢女性のもとにずっと通わなければならないことに腹が立った」

社会福祉士は平然とした表情で告白する。

 

「たったそれだけの理由で殺したの?」

 

良心の呵責(かしゃく)の欠如、極度の自己中心的な考えに、ジウォンは愕然とする。悲しさを演出するため化粧をしていなかったから、今ここで化粧をしたいという言葉にも異様なものがある。

 

「サイコパスは刑事さんの周りにもいるかもしれない」

ドラマのメッセージを与えるかのように彼女はつぶやく。

 

剃刀で斬りつけてきた犯人に対し、正義力に駆り立てられたジウォンは、猛烈な平手打ちを浴びせる。

命の大切さを感じぬ相手への怒りの感情も手伝い、ジウォンは、急所の動脈に剃刀をあててみせ、感情の欠如した犯人を力でねじ伏せる。

 

 

ジウォンは、すでにそれなりの修羅場を潜り抜けてきた、経験ある刑事であることが分かる。

 

 

仕事が終わると彼女は可愛いマヌラに

しかーし、ヒョンスよ

彼女を侮ることなかれグー

 

 

サイコパスとは、医学では反社会性パーソナリティ障害というそうだ。冷酷・無慈悲、エゴイズム、感情の欠如、結果至上主義など、いくつかの特徴的な側面があると。

 

最大の特徴は良心の欠如であり、他人の痛みへの共感がなく自己中心的な行動をする、とある。

 

さすれば、この犯人パク・ソヨンはサイコパス的である。

また、ヒソンも、笑い方の練習をしたり、自らの生活を守るためムジンを監禁したり、感情の欠如という面を十分見せている。

 

ウナと友達のトラブルにおいては、事態をさっさと収拾して結果至上主義を貫くも、ジウォンに配慮してウナへのケアを怠らない。彼は人形を捨ててウナの友人に仕返しをし、ウナにはエッグタルトを食べさせる。

 

サイコパスが反社会的行動に至ってしまうには、脳機能、遺伝子、生育環境の3つが揃うのが発現の条件とある。果たして、ヒソン(ヒョンス)は真のサイコパスと言えるのか、視聴者はドラマの展開と共に、この命題についても考えていくことになる。

 

 

 

 ドラマ展開の主軸となる最初の事件、ナム・スンギル殺人事件が起こる。

 

ムジンがスンギルと会う約束をしていると知ったヒソンは、日中、待合せ現場に赴き、ムジンを装い、彼の携帯からスンギルに電話する。

 

「彼(ト・ヒョンス)はすでに死んだ。」

これ以上自分に拘ってほしくないヒソン(ヒョンス)はそう告げる。

「それはよかった。」

 

 

安心したようなスンギルの言葉に、自分という存在が人々に忌み嫌われ、社会からすでに閉め出されていることを感じ取ったのだろうか、ヒソン(ヒョンス)は薄笑いとともに、目を泳がせ不安定な表情を見せるのが印象的である。

 

 

事件そのものは、雨中の夜半に発生する。

中華料理店の前にたたずむ、少し猫背の後姿は、イ・ジュンギのシルエットのようにも思われる(少し猫背なのも素敵なんですけどね)。

 

犯人はト・ミンソクが犯行に使った犬用リードを用い、スンギルは犯人をト・ヒョンスと認識している。パク・ソヨンの起こした事件とは異なり、ドラマの本体が動き出したことになる。

 

犯行後、犯人は、不可解なものが雑多に置かれている自らのアジトに向かう。

 

壁には、一面、ネットの資料などが張りつけられている。

セミロングの女性の顔写真が多数貼られており、遠目には、それがあたかも、ジウォンのように見えてしまったのは、autroseの老眼のせいだろうか。

 

 

 

そして、

クライマックスは、ペク・ヒソン宅。

 

ジウォンにとっては、この日も、朝目覚めてから随分と多忙な一日であった。

高齢女性殺人事件を解決し、間にウナの幼稚園問題が挟み込まれ…

彼女は一人ベッドに眠る。

 

夜半目覚めると夫は居ない。

 

 

 

 

折しもリビングのドアを開け、真っ黒な雨合羽から雨露を滴らせながらフードを脱いだのは、もちろん、夫ペク・ヒソンであった。

 

 

赤薔薇

 

 

 ドラマ『悪の花』は監督がキム・チョルギュ監督、脚本はユ・ジョンヒという女性の脚本家である。ご存じ、往年の名作『冬のソナタ』も、二人の女性脚本家による作品。

 

この『悪の花』の脚本は非常によく仕組まれていて、縦糸と横糸に加え、斜めの糸も張り巡らされ、用意周到なつくりになっている。

 

第1話と第2話に挿入されたサイドストーリー単独でも、ドラマを作ることが出来るくらいなのに、それを副菜的に使用するほど、エピソードが豊富である。

 

またストーリーの時間軸は二、三十年と長いため、女性らしく几帳面な書きぶりというか、基点となる箇所にきちんと西暦年を入れてくれている。時間の情報は、時としてヒソンの身分証明証であるなど、小物使いの妙も見事である。

 

視聴者に何気なく伏線を与え、しばらくしてから「ああ、これはそういうことだったのか。」と悟らせてくれる手法も多々あるようだ。長い年月でのプレイバックや、短い時間の巻き戻しを多投している。

 

巻き戻し(種明かし)をするタイミングは、あまり長すぎてはいけない、なぜなら視聴者は伏線を与えられたことさえ忘れてしまうことがあるから。

そのタイミング含めて絶妙なのである。

 

おぼえ書き後日また

次は画像をもう少し

 

 

 

今日は先に楽しいことして(ブログ)

その後で仕事をすることにしましたニコニコ

 

学生時代(言い回しが昔ですね)

まず楽しいことをいっぱいして

気分を盛り上げてからでないと

勉強できなかったautroseです

 

今日は猛吹雪雪の結晶雪の結晶雪の結晶

局地的に大雪になりそうです

くれぐれもお気をつけくださいますよう

皆さまお元気でネニコニコ

 

 

 

 

 

 

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