こんにちは!
オートミライ営業部長の金田です!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
早いものでもう7月です。
このブログを開設してから4ヶ月が経過しました。
実はこのブログ
車にまつわる事について全く書いてないんです。
…車屋さんのブログなのに。
昨日自分で書いた記事をいろいろ遡ってたら、
ここ最近は新聞の事とマスクの事と保険の事しか書いてませんでした。
一体私たちは何のお店なのでしょうか。
というわけで本日は
車屋っぽい、役に立ちそうな事を書いてみようと思います。
一般的に車を取得するときの方法は大きく分けると新車購入、中古車購入、カーリース契約の3つの方法があり、
オートミライではこの3つの取得方法全てに対応しております。
ただ、そうは言ってもこの3つの中で自分にはどの取得方法が合っているのか、
ご理解、ご納得された上でお車を選んでいる方って意外と少ないのかなと思っています。
というわけで本日のブログは、新車、中古車、カーリースで車を取得した時の
それぞれの特徴について比較解説していきたいと思います。
というわけで、早速解説していきます。
*新車*
【特徴】
①好きな車に好きなオプションをつけることができる
自分のために世界に一台の車が組み上げられていく感覚が味わえるのは新車を買う時ならではです。
またメーカーオプションなどは後付けできないものが多いため、
どうしても欲しいオプションがある場合は、中古車で探すことが難しい場合も多いため、
新車でないとご希望に添えない場合もあります。
②納車までに時間がかかることがある
これはメーカーによって大きく差が出ます。
在庫を抱えているメーカーは比較的早く納車してくれます。
その一方で、受注生産で作るメーカーや人気車種を注文した場合などは、
生産されるのを待たなければならないため,
数ヶ月から、場合によっては年単位で納車を待つ場合もあります。
③決算時の処理
新車を購入した場合は、原則
普通車:6年
軽自動車:4年
という期間で減価償却していくことになります。
(※減価償却とは「資産の購入金額」を「耐用年数」で分割して、
複数年に渡り経費計上していくことです。)
また、減価償却で経費計上するため、購入時に支払ったお金に関しては経費計上はしません。
ただしローンで購入した場合は、その年支払った金利分は経費計上できます。
*中古車*
【特徴】
①新車に比べて値段が安い
当たり前といえば当たり前ですが、新車で買うより購入価格を安く抑えることができます。
また年式が新しく、走行距離も少ない新古車が中古車市場に流通していることもあり、
新車とほぼ同等の車が新車より安く手に入ることもあります。
「憧れの車はあるけど、新車だと手が届かない」
そんな車ももしかしたら中古なら手が届くかもしれません!
②オプションを自由につけることができない
もちろん中古車でも後付けでオプションが付けられます。
しかし一部のメーカーオプションなどは後付けできないものもあります。
例えばサンルーフや先進技術系、セキュリティシステムなどはほとんどの場合車両製造過程でないと取り付けできません。
気に入った装備が付いている車が出てくるまで、根気強く待ち続けなければならない場合もあります。
③納車まで早い
気に入った車と出会えれば、納車まではあっという間です。
早ければ1週間、遅くとも3週間以内には納車されます。
④決算時の処理
新車と同様、購入費用を減価償却費として損金算入することが可能です。
中古車は「購入した時点で初度登録から何年経過しているか」によって耐用年数が変わります。
耐用年数の求め方は
⑴法定耐用年数の全部を経過した資産
「法定耐用年数×20%」の年数
⑵法定耐用年数の一部を経過した資産
「法定耐用年数−経過年数+(経過年数×20%)」の年数
と定められています。
この計算によって生じた小数点以下の年数は切り捨てられます。
例:2.8年→2年、3.9年→3年 など
しかし例外として1年超2年未満の場合は「2年」となります。
よく「節税には3年10ヶ月落ちの中古車がいい」という話を聞きますが、
上記の計算式を活用すると3年10ヶ月落ちの中古車は
6年−3年10ヶ月+(3年10ヶ月×20%)=2年11ヶ月となり、
端数を切り捨てするので法定耐用年数2年の車になります。
減価償却の方法には定額法と定率法の2通りありますが、一般的には法人は定率法を使います。
定率法を使った場合耐用年数2年の車は購入代金を1年で償却できるため、大きな金額を経費計上することが可能になります。
ただし償却費は月ごとに計上していくため、決算月に駆け込みで車両を購入してもその期に全額を償却することはできません。
決算を見越しながら事前に計画的にお車を購入されることをお勧めいたします。
*カーリース*
【特徴】
①リース料に維持費を含めることができる
カーリースの月額料金は一般的に車検や税金、メンテナンス料が含まれていることが多いです。
5月になり「自動車税の支払いキツいんだよな…。」とか
車検の時期が来て「やばい!車検の支払いのお金が無い…。」といったことで悩まなくて済みます。
ただし、注意していただきたいのがリース料の仕組みです。
リース料は車本体の代金の他に維持費にも「金利」が付加されており、車検代や税金にまで金利が発生してしまっています。
リース契約ではリース契約していた車を気に入ったら、最終的に買取することもできるのですが、
ローン契約とリース契約で車を買取した場合を比較すると、
同じ車を買った場合の最終的な総支払額はリース契約の方が高くなってしまいます。
②走行距離や改造などに制限がかかる
リース契約はリース期間が終わったらリース会社に車を返却することが前提の契約になるので、
様々な制約を受けることになります。
一般的には契約時に走行距離の上限を設け、その上限を超えてしまうと違約金の支払いが発生します。
最初に設定する走行距離の上限が長ければ長いほど、月々のリース料が高くなります。
ただしあらかじめ走行距離の上限を長く設定しておいて、実際はあまり走らなかったというケースでは、
走行距離が短かった分の返金などはありませんので、
ご自身の使い方に合わせて適切な走行距離を設定する必要があります。
また、基本的にはリース契約を開始したときの状態での返却を求められるので、
リースで届いてから自分好みにカスタマイズしてしまうと、
(※例えばタイヤのインチアップや車高調整、マフラー変更など)
リース契約終了時に元通りに戻すか、戻せない場合は違約金を支払う必要があります。
③自分の好きなグレード、色、オプションを付けた車を選べる
基本的には新車購入と同様に自分の欲しいオプションを付けた車を選ぶことができます。
ただし、前述の通り納車後に自分自身でカスタマイズしたいというご希望がある方には不向きです。
④契約期間の途中での解約や、契約内容変更は基本的に認められない
契約期間の途中で車に飽きて乗り換えしたいと思っても、原則的に中途解約はできません。
月々の走行距離が極端に減ってしまったので契約内容を変更して月々の使用料金を減らしたいと思っても変更もできません。
どうしても変更したい場合はリース契約をしているクレジット会社に損害金を支払った上で解約することになります。
事故などで廃車になってしまったケースでは強制的に中途解約になることが多いのですが、
その場合もまだ支払いしていないリース料や、車の残価を一括で支払うことになります。
そのようなリスクを避けるため、リース契約時に適切な自動車保険を付保しておく必要があります。
⑤決算時の処理
新車や中古車を購入したときは前述の通り耐用年数に応じて減価償却していく必要がありましたが、
リース契約に関してはその年に支払ったリース料を全額経費として計上することができます。
減価償却と異なり、支払ったリース料がそのまま経費になるので、たくさん車を所有している会社様にとっては、
車両管理が簡素化でき、経理上の処理がかなり楽になります。
支出額も一定にできるので、会社を経営する上で様々な負担を軽減できます。
以上いろいろ書かせていただきましたが、ざっと挙げただけでもこのくらいの差があります。
※尚、経理処理にまつわる事柄に関しては弊社での責任は負いかねますので、
車両取得前に税理士の方にご相談する事をおすすめいたします。
個人のお客様にとってはライフスタイルや将来設計によって、
法人のお客様にとっては会社規模や事業内容、決算状態によって、
それぞれおすすめさせていただくものが変わってきます。
私たちオートミライは車に関するプロ集団としてお客様に寄り添い、
常にお客様にとっての最適なご提案をすることを心がけております。
もしお車に関することでお悩みの際はオートミライの事を思い出してもらえたら嬉しいです。
従業員一同、お電話、ご来店を心よりお待ち申し上げております。
4,000字近い長文を最後までお読みいただきありがとうございました!
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