中村哲先生は
非政府組織として
民間人の寄付金のみで活動してきた。
だからこそ
今まで標的にならなかった。
ところが、
この数ヶ月で
アフガン政府の為に来た日本人みたいに
扱われ表彰され
アメリカ大統領も初めてアフガニスタンを訪れた。
中村先生が殺害された背景に
この数ヶ月のアフガン政府やアメリカの影響があったと断言する。
中村先生は
狙われていることを外務省から警告され知っていたし
僕も知っていた。
しかし、
中村先生は警備を手薄にし
自動小銃を持つ
狙撃兵2人を乗せていなかった。
もっと警戒して
狙撃兵2人を乗せていれば
防げたかと思う。
そして、
身を伏せていれば襲撃されることはなかった。
中村先生は、
殺すなら、殺せと、
自分の道をひたすらに
マイペースで何事にも振り回されることなく
最後まで
逃げたり、躊躇うことをしなくなかった。
堂々としていたかったのだと思います。
つくづく、
中村先生らしいと思った。
アフガニスタン政府は
汚職が酷く
幽霊兵士も数万人と聞く
アフガン政府や
アメリカと密な関係であると見られたから
狙われたのだ。
無念です。