フェラーリ456を見に行きました。

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マラネロは車検を取得したばかり、マラネロからの買い替えではありません。


お洒落な四人乗りのファミリーカーの役割を予算内でクリア出来る1台としての真剣な商談です。


エンジンの調子を徹底的にチェック

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安定したアイドリング、エンジン音より大きな音で90℃でキッチリ回る電動ファン

いわゆる水温対策もしてあったと思います。

30分以上 エンジンかけっぱなしの室内で水温計の針は90℃より上には1mmたりとも上昇しませんでした。

床を覗きこみ オイル漏れがないか確認しましたが、一滴も漏れた形跡はありませんでした。

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エアコン 全く問題なく非常にパワフルに効いていました。

エアコンの風の音さえも456は豪華な音がする。

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内装も綺麗です。

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ダークブルーのボディにカーキ色【タン】のレザー 最高にエレガントです。

不具合はお約束のドア 窓ガラス

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ピシッと閉まらない。

しかしこれは 【紅い悪魔】さんが直してくれる。

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サービス工事では456を整備していましたが、窓ガラスの調整方法を知らないのか、?… 営業マンは、ドア【窓ガラス】だけは不具合があり残念です… と言っていた。

【紅い悪魔さんなら出張でその場で直してくれる】


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もう買う気満々でした。

ほんとに。



マセラッティ クアトロポルテも良かったけど、フェラーリ456のほうが圧倒的にエレガントだ。

エンジンも所詮 8発とは比べものにならない。


奥山清行さんは、クアトロポルテ開発にあたり、エンジンが12気筒なのか、8気筒なのかで全くデザインが違ってくる。

フェラーリはマセラッティに8発は売っても、絶対に12気筒は売らないだろうと思って、【奥山清行】ピニンファリーナは8気筒に絞りデザインを進めていたと言う。

実に面白い話だ。


僕的には、クアトロポルテは12気筒ならもっと良かっただろうと思います。
クーペやグランツーリスモには8気筒を、クアトロポルテには12気筒を。




【結論】

フェラーリ12気筒を2台持つのは断念せざるを得ないのが現状。

フェラーリを2台持ったら、死ぬまでにマセラッティの約束を果たせない。

フェラーリ456に乗る時はマラネロを手放す時にせざるを得ない。

マラネロは456より更にエンジンのフィーリングが上で、エレガント差は456に負けるが、官能的な走りはマラネロに軍配が上がる。

2シーター世界最高峰 12気筒GTカーのマニュアルミッションは絶対に手放せない。

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世の中【イタリアでもイギリスでも】には出回っていないが、599のマニュアルミッションが更に究極
これが世のマーケットに現れたらマラネロを手放して買う。




嗚呼、フェラーリ456

人は美しさを求め続ける。
フェラーリ456は極めて美しい。


フェラーリ456の前には奥山清行さんの自信作 クアトロポルテさえも幼稚っぽいデザイン【ガンダムルック】に見える。



嗚呼、フェラーリ456よ

いつの日か…