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本来と言うべきか、例えばイギリスだとフェラーリを所有している人は、余裕で所有している。


ヨーロッパには、コーナーストーンズも清水草一もいない。


この余裕ってところがポイントなんだな。(`_´)ゞ


余裕があれば、一切の不安
もないし悩むなんて事はない。


フェラーリを96回払いのローンで買う事も絶対にない。


フェラーリで悩んだり、
苦しむなんてイギリス人には、絶対に理解できないだろう。

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しかしながら、この日本では、この僕のように切羽詰まりながらも末永く所有し続けている人も少数ながら存在する。


こいつは、サムライ魂にも似た日本人独特のものか?( ̄^ ̄)ゞ


余裕のない人は、フェラーリを買ってもろくに乗らない。



渋滞のない日を選びに選び雨が降りそうなら乗らない。


そう、たまのイベントで精一杯だ。


そのうちフェラーリのコンディションを保つ為に乗るだけになってくる。( ̄^ ̄)ゞ


メンテナンスも中途半端でごまかしながら乗る事になりがちだ。


自分のくたびれたフェラーリと完璧にエンジンもオーバーホールされたパーフェクトコンディションのフェラーリと乗り比べたり出来る人は少ない。



そして…

人は言う…


それで満足なの?

ぜんぜん乗らないし、何処にも行けない車で?


僕は言う…

そりゃあ、余裕がある人が常に羨ましいけど、例えば余裕でアルファロメオ乗るより、ギリギリでもフェラーリ所有したほうがいいよ。


それに、実はギリギリとか、無理しているからこそ感動できるんだ。


無理した分だけ感動が増す。


僕は何度もフェラーリで1人泣いた。


たくさんフェラーリが並べられていた店に勤めていた時の日曜出勤日


専務が、フェラーリ全部にエンジンをかけろと、

今だにその日エンジンをかけた順番も覚えている。

1   クリントイーストウッド所有の365BBGTSエンジンかからず。

2   512BBエンジンかからず。

  348スパイダー黄色

  355シルバー新車

5   512M赤 新車

この日はお店で泣いた。

専務は僕をホントに可愛がってくれた。


それから、
木田さんに作ってもらった、マフラーを348に装着した日の夜のトンネル。
3000回転で泣いた…


355は、仲間が出来て泣いた。


550は、やっぱりフェラーリは12気筒なんだとしみじみ感動した。
コレ以上のエンジンはこの世に存在しないと徳大寺有恒は言う。


フェラーリを思う時

胸が熱くなる。


アルファロメオは大好きだけど、アルファロメオで男は泣けない。


911は可愛らしいボディシルエットをしているけれど実はフェラーリよりどこか冷たい。


日本人として、本来はかのHONDA NSXやNISSAN GTRに情熱を注ぐ事が理想だけど、何故か?あの二台にもフェラーリのような温もりや情がない。

ポルシェより、さらに冷たく感じる。


フェラーリ製のエンジンを積んだイタリアの名門マセラティやアルファロメオはどうか?

マセラティは常に欲しいけれど、やはりポンコツのガタガタでもフェラーリ348のほうが夢中になれる。

何故なのだろうか?

それは多分フェラーリほど純粋な自動車はないからだと思う。


そう
恋愛の対象に唯一なれるのがフェラーリだ。