今年1月に見たエレジーのDVDを買いました。
老いて朽ちていく男と、病に侵されていく女。 ふたりの感じた孤独の果てに光が...

原作は、現代アメリカ文学の巨匠フィリップ・ロスの短編小説『ダイング・アニマル』。現在、ノーベル文学賞にもっとも近い男と呼ばれ、これまで、ピューリッツァー賞、全米図書賞、フランツ・カフカ賞の受賞暦がある。
監督は、「死ぬまでにしたい10のこと」「あなたになら言える秘密のこと」のスペイン人映画作家イサベル・コイシェ。名匠ペドロ・アルモドバルの秘蔵っ子らしく、卓抜な深い人間洞察力で、ペネロペやベンの激しい情動や心の揺れを引き出し、現代の男と女の愛の物語を一級品に仕立てている。

エンディングの海の景色が最高にいいんですよね。