時間が過ぎるほど、少しづつ冷静になれます。

今思う事はたくさんあります。

確実でない推測や噂は、事件が事件だけにやめてほしいと思います。

事故をしてしまった355が、無茶な運転をしていたとか、、、

無謀な速度で、入り込んできたとか、、、

法定速度位で、追い越し車線を走っていた可能性も充分あるとボクは思っています。

いずれにしても、ボクは事故直後 ご家族あてに電話をしていますので、確実な事実がわかればと願っています。

あの事故のせいで、フェラーリ ギネスが台無し、、だとか、、、等の多くの記事には胸が痛くなります。

フェラーリ フェスティバルに参加された、数百名のフェラーリドライバーのうち、あのような悲劇に見舞われる可能性が0%の方は1人もいないのですから、、

また、フェラーリ フェスティバルの主催者側に、雨でもイベントを実行した事に問題があるのではないか等のご意見には、ボクは反対です。

道中はあくまでも自己責任だと思います。

ただ、雨が降っていなければ、、、イベントが延期だったら、、、、、

と、、思ってしまうのは、人間の素直な気持ちだとも思います。


自動車というのは、一瞬で自分の命を落とす事も他人の命を奪う事もできるものです。

自動車を運転するマナーとモラルを自分がコントロールするしかないんだと思います。

きれいごと抜きに、フェラーリのようなスポーツカーを所有した場合 法定速度を必ず厳守するなんて事はできないと思います。

スピードのリスクを常に意識して、一般車のドライバーの気持ちも考えつつスポーツカーを楽しむしかないんだと思います。

一般車がいるような場面ではスポーツカーといえども一般車に合わせた交通の流れにそうドライブを心がける事ができる人を常識的マナーの守れるドライバーなんだと思います。

高速道路を、かっ飛ばすフェラーリにたいして、一般の方からの、、非情に厳しい意見が、多く取り上げられています。

そんな意見など気にならない方も多いと思います。

それはそれでいいのですが、ボクは世間の厳しい意見が気になります。

では、どうしたら、いいのか、、ボクは考えてみました。

まったく車が走っていないような高速道路も多くあります。

そのような場面で、自分一人でスポーツカーのスピードを体験する事は自己責任で構わないようにも思います。

ツーリングなどで一般車が走っているような高速道路では、一般の流れで走る事が、常識的マナーを心得た集団なんだと思います。

フェラーリなどで一般車の合間をぬってぬって走らせる事が、かっこいいとはボクは思いません。

それを見た人も、危険極まりない行為だと怒りを感じるでしょう。

フェラーリに乗っている人には、フェラーリが爆音をあげて、かっとんで行く姿は、鳥肌が立つほどカッコいい光景ですが、フェラーリに興味のない普通の人には危険運転にしか見えません。

そして、一般道には普通の人が、九割以上だと思います。

九割の人が、危険行為だと思い、一割のスポーツカー好きが、カッコいいと思うのではないでしょうか。

極論になってしまいますが、欧州の高速道路環境と日本の高速道路環境は全然違いますよね。

日本の高速道路は、トラックが追い越し車線を平気で走り速度制限100kmの国なのです。

スポーツカーオーナーは、無駄としか思えないようなガラガラの高速道路を
、これは、スポーツカーオーナーのために税金で作ってくれた高速道路なんだと考え思う存分走ってみればいいんだと思います。


以前 富山まで行きましたが、金沢から富山ICまで、永遠に貸し切り状態でしたし、東海環状もいつもガラガラです。

そのような高速道路が日本にはたくさんある珍しい国なので、わざわざ混む高速道路を集団でツーリングする事がナンセンスなんだと思います。

もちろん、今回のようなイベント会場に向かう時などは、混雑する高速道路を利用するしかありませんし、目的地のためには、混雑した道路を走る必要はあります。

そのような時は、一般車の流れに合わせて、マナーとモラルを守ればいいんだと思います。

最後にどうしても言いたい!

今回の事、、、 、

誰も悪くないんです。

事故なんです。

事故はいつ起こるか、自分は100%ないとは言い切れないものなんです。

イベントは、雨でも決行はしかたないでしょう。

ギネスはギネス イベントはイベント、

事故は事故、、

責めたり、笑ったり、確実でない事を噂したり、、、

混乱した気持ちから、いろいろな意見を言ってしまいがちですが、大事なことは何なのか、、、考えていきたいと思います。