本を渡された。
(お前にこんな本を買ってやったばっかりに、親を泣かせやがって、、、
その本は、スーパーカーの本でした。
かなり古い本で、ところどころ 破れていた箇所にテープが貼ってありました。
おそらく 父が貼ったのでしょう。
この本は、ボクが、幼稚園の頃に買ってもらった本です。
ボクはこのスーパーカーの本を最初の1ページ目から、
最後まで、ゆっくり ゆっくり 1枚 1枚 丁寧にめくって、読みました。
よくわからないけど、なぜか、 涙が 落ちるのです。
その昔 348を置いていたガレージは、父の手作りガレージでした。
ボロボロの家の隣りに、日曜大工で作ったガレージ
キダスペシャルの348を出すときは、家もガレージもゆれました。
近所からは迷惑がられ、貧乏人のアホ息子が、フェラーリに、
フェラーリを買うと親に話した時 母親は激怒しました!
翌日 父は、 男が本気で欲しいなら、赤い車の1台くらい、
死ぬ気で稼いで買ってみろ!
ただし 1円も金は出さんぞ!
そう言いました。
よくわからないけど 涙がこぼれました。
この本を一生 大事にしようと思った。
そして、体調が良くなることを心から願っている。