今回は、ナンバープレートの盗難防止ビスの取り外しを行っていこうと思います。
これを取り外すのは結構手間ががかかる場合が多いです。
取付方法はナンバービスのヘキサゴン(4)を締め込んでナンバープレートを固定します。
締め終わると黄色矢印の栓を入れてハンマー等で叩いて蓋をします。
白い部分がナンバープレートが取り付ける位置となり、水色囲み部分はテーパ状になっています。
ヘキサゴンの部分も蓋をしてあるので締め込むと工具が噛まない状態となってしまいます。
黄色矢印のナンバービスには、ナットやプラスネジの様に工具が噛み合う箇所がありませんし、ビスの外側をウォーターポンププライヤ等で挟み込んでも内側は回らず外側だけの空回りとなってしまいます。
内側のビス部分にポンチを当ててハンマーで叩いていくと緩む場合が結構あります。
今回のケースは中々緩まないので赤色矢印の部分を内側ビス部分までヤスリで削りました。
削り取った部分にウォーターポンププライヤを噛ませて黄色矢印の方向へ回していきます。
この方法でようやくナンバープレートを取り外す事が出来ました。
※以前、ドリルでネジに穴を開けて逆ネジで緩める方法や、サンダーやグラインダーでナンバービスを切断する方法も試しましたが、かなり熱を持つためリヤフェンダが変形する事もありました。
やはり、先ずポンチで叩いて、駄目ならヤスリでビスのテーパを削り取る方が無難だと思います。