今回はバイクのシートが急に開かなくなったケースの説明をさせて貰おうと思います。
メットインタイプでメーカーや車種に拘らず、割とあるケースです。
下の写真のレッツ4で説明をさせて貰おうと思います。
通常は黄色矢印のメインスィッチを回してシートが開くのにシートが開かないとの内容です。
下の写真のシートの青色矢印部分を下方向に押しながら、黄色矢印のメインスィッチを回すとシートが開く場合があります。これで開く場合はメットイン内に物を入れ過ぎと言う事になります。
赤色囲み部分がメットインスペースの許容高さを超えています。
再度、この状態で青色矢印のシートを下すとオレンジ色矢印部分に隙間が大きくあります。
このままシートを閉めますとオレンジ色囲みのシートロック部分と黄色囲みのシートのヒンジ部分に過大な力がかかったままになります。
下の写真はシートロック部分の開錠状態です。
下の写真は上の写真のオレンジ色矢印のシートロック部分の拡大です。シートロック状態です。
メットインに物を入れ過ぎてシートが上に持ち上がった状態で無理に閉めると、シートを開ける時に写真のオレンジ色矢印のロックが上方向にこじられたままなので動かない為、解錠出来ずシートが開かなくなります。シートを上から抑え込んで解錠するとシートは開きます。
メットインスペースは、物を詰め過ぎず、特にシートで押さえ込む様な閉め方はしない様にして下さい。
※これでシートが開かない場合は、メインスィッチやシートロックの故障、ワイヤー切れが考えられます。