順序的に・・・先にコッチ書いた方が良かったかな？（笑）
KDOさんのツアラー、エアサス化に伴う配管などの詳細です。
まずはフロントアッパーマウントの入れ替え作業
こっちが間違っていたアッパーマウントで
赤丸が正解のアッパーマウント。
リアのロアブラケットは
コの字が正解。タカシ君が交換作業をしてくれました。
が、指輪が気になります（笑）
前後入れ替え作業が終わりまして車両に取り付け
フロント
正解
バッグを押し潰して
干渉がないかをチェック
正解
お次はリア
正解
同じくバッグを押し潰して干渉がないかをチェック（写真撮り忘れ
）ＯＫでした
お次は配管、リアはこないだ書きましたので今日はフロントのです。
エアサス配管は出来るだけ熱害にさらさないように（変形、破損の原因に）、出来るだけ可動部分を避けるように（可動部と挟まって損傷や破損の原因に）、出来るだけ高い位置を通すように（エアゼロ状態で着地する部分よりも必ず高い位置に）配管するのが基本です。
エアサスは配管が全てと言っても過言ではありません。
それくらい重要な作業ですから、配管の通り道は車両下回りをよく観察してから行います。
特にフロントは熱害や可動部が多くリスクを伴いますので慎重に。
フロント足回りをよーく観察していると、ABSセンサーがココからグロメットを介して出ています。
これを利用しない手はありませんので。
グロメットの穴を拡大、配管（1/4）が入るように。
これくらいスコスコに穴を拡大します。
グロメットとバッグのフィッティングの位置関係がコレなので
こう言うことです。
最短距離であり可動部に関係なく
フィッティングへINできます、コルゲートチューブを巻いて配管を保護。
グロメットの向こうはと言うと
エンジンルーム、車両下回りを通すより高い位置で通せるので安全です。
が、熱害に気を付けながら通さなくてはいけません。
ブレーキ配管に沿うよう通します。
ここからフロアへ降りていきます、ここから降りるのにも理由があり。
そう言うことです、ブレーキ配管と一緒に後ろまで通して以降作戦です。
下回りを見るとＫＤＯさん結構擦ってるんですよね
ブレーキ配管はフレームよりも高い位置に通っていますので損傷はありません。
イコールここが一番安全なエアサス配管の通り道だと判断しましたのでこれに沿ってずーっと。
念のため、ブレーキ配管より高い位置で
ここのフレームも擦ってるでしょ、怖い怖い
さてここからは燃料タンクを交わしながら室内へ入る準備です。
サイドブレーキのワイヤーに沿って
燃料タンクを交わして、そこから上がります。
リアメンバーの上を通って
リアのABSワイヤーが室内へ入るグロメットを利用して
フロント左右のエアサス配管が室内へINします。
このグロメットの先は
荷室の中央より少し左側の側道（笑）を通過し
マネージメントへ最小限のリスクでINしております。
4輪全ての配管が終わりましたので、エンジンをかけてコンプレッサーを始動。
タンク内にエアーを溜めて
フィッティングからのエア漏れがないかをチェック。
漏れとるがな
アメリカのシール材は信用ならぬので巻き直し。
エア漏れTESTを終えたら今度はマネージメントのキャリブレーション。
コンプレッサーの数やハイトセンサーor圧力かのチョイスを人間が行い
いくつかの項目はマネージメント自身でチェックを行い。
問題なく終了
設置、床下収納は下方向にすり鉢状となっているためタンクが床に近い底側では入りませんでした。
タンクのブラケットの下にスペーサーを作って上に浮かせていますが
蓋が閉まるのでギリのオフセットでした
ようやく90％終わり。
あとは車高調整、リフト上である程度の車高調性を行います。
左右ともロアアームを上げて
落ち幅の計測、エア0状態がMAX下げとなるように調整。
伸びしろと縮みしろの一番オイシイところで調整してあげないとエアサスの意味がないですから。
後ろも同じく、ただ後ろは伸びしろが極端に少ないため、着地してから再度調整することにしました。
配管のゆとりなどを決定します。
ホイールやナックルに干渉しないように、なおかつバッグの伸び縮みに対するゆとりを。
リアも同じくバッグの伸び縮みに対するゆとりを。
そんでもってホイール取り付けで着地。
フロント下げ
上げ
リア下げ
上げ
リアに関しては上げ幅がもう少し欲しかったので10㎜だけUPしました。
はーい完成でーす
明日はご納車です、快適で楽しいエアサスライフを満喫下さい
そしてKDO様、CARSHOWへも一緒に行きましょうね