PIT作業エアサス取り付け@NITU様スカイラインクーペその1 | SWAPの秘密基地

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秘密基地なんですけど全然秘密じゃないんですよね( ̄~ ̄;)

お昼からはNITU様のスカイラインクーペのエアサス化を進めます

お預かりから少々お時間をいただいておりますので手早く確実に作業を。

まずはご納車した際に取り付けさせていただきましたKTSの車高調を取り外し

ご納車した際はエアサスを組むとは思っておられなかったNITU様ですが、お買い物にも使いたいと奥様のご要望で爆笑

それではバッグを組みたいと思います。

絶対の耐久性と信頼性を兼ね備えるUniversalAir社のエアバッグ

独自のドーナツ形状のバッグは、バッグ本体がサスペンションのどことも干渉しない、言わば宙に浮いた状態で取り付けが可能です。

このバッグをバネの代わりに入れ替えますので

サスペンションをバラバラに分解

バッグを挿入、寸法を計測して作ってもらったバッグのブラケット(上下の黒い鉄の部分)の確認

ロッド径とピッチピチで完ペキ、このロッド径は

矢印の細い方を計測します

太い方はエアバッグのブラケットが乗りますので、必ず細い方の計測です。

バネの代わりにバッグを組みました。

このバッグにエアーを入れたり出したりすることで車高が上下します。

ロッドやシェルケースの寸法に間違いがないかを確認したら

エアバッグにエアーを出し入れする口(フィッティング)を取り付けます

エアーが漏れないようにシールテープをシッカリと巻き再度サスペンションへ戻し

フィッティングがどこにも干渉しないかを確認

フィッティングがスプリングシートに当たりそう。

この場合NGです。

当たりそうで当たってない、だけど車はどんな揺れもある。

こんなクリアランスではもしもの場合フィッティングがスプリングロックシートに干渉して折れてしまいます。

車重がココにかかれば一瞬で折れ、エアーが大気解放となり車高0で走れないうようになる事が想像できます。

エアサス取り付けは無理をしない、負担を掛けない、最悪の条件を想定する、これが大前提です。

じゃあどうするか、頭を柔軟にお酢でも飲みながら考えましょう。

上のスプリングロックシートが大きく下のロックシシートは小さい。

簡単ですね

色々な方面から適正で安全な取り付けを考えながら作業を進めます。

利用できるものは利用し、無い物は調達する。

車種別キットだけど、足りない物がある場合もある。

組めたので車体へ取り付けします。

今度は車体とエアバッグのクリアランスを確認

んー。。。

当たっとるがな。。。え?ほんとに?

どう考えても当たってる。

いや100歩譲ってミリで交わしているとしましょう。

エアーが入ってバッグが膨らむと形状はどうなる?

逆にエアーが抜けて撓むと形状はどうなる?

100歩譲れねータラー

まだ取り付けていない反対側のインナーを確認してみました。

そうココね、前側

後ろ側

この凹凸にバッグが当たってる。

よし、思い出そう。

確かメーカーにスカイラインクーペの適合を確認した。

いやいや確かじゃなくて間違いなく。

再度確認するも適合は取れている。

はて・・・じゃあなんで当たる?

車両は修復歴なしの車、どう考えてもインナーの鈑金歴はない。

はて・・・じゃあなんで当たる?

セダン用のアッパーアームを装着しているから?

確かにキャンバー角が増すとサスペンションの角度は内側(エンジン側)に傾く。

だとしても、このクリアランスじゃ純正アッパーでも当たるよ。

はて・・・じゃあなんで当たる?

そんなコトをずーっと考えてたら日が暮れちゃったタラー

たどり着いた答え、エアバッグが大きいから当たる。

へ(--;

いやいやちょっと待て、もう一度ユックリ考え直せ。

えーっと、えーっと、えーっと。。。

他に理由がないでチュ(笑)

一度そう思うと人間は固定観念という認識の元に考えてします。

明日もう一度考えてみて、やっぱり同じ考えに辿りついたらエアバッグに釘かネジか刺しますハート