近未来。レアメタルをめぐって戦場と化した地中海上の島。

 ライラプスと名付けられた日系人の少女が、対テロ部隊にいた。

 左手は以前に欠損し、誰かの腕が継がれている。



 その腕の持ち主、ハヤに出会ったとき、それまで信じていた世界が、変わっていく。



 戦うことが生活の全てになっていたライラプスと、紛争とは距離を置いて過ごしてきたハヤ。

 同じ顔を持つハヤとライラプスが対照的に描かれることで、紛争の残酷さが際立ってきます。


 日本では分かりにくいんですが、単一の民族でない国では少数民族の意見は無視されがちです。

 例え「民主的な」選挙をやっても議席がとれないからです。

 だから独立運動を行い、それがテロ行為などと言われることにも。



 できれば、本当にハッピーと言えるエンディングがあればいいんですが、このテーマじゃ無理かなぁ。

 映像化してくれたら、最後のシーンはすごく絵になると思います。

戦場のライラプス (トクマ・ノベルズEdge)/瑞智 士記
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 世界のニュースを見ていると、民族紛争に関したものをよく見ます。

 でもアフガニスタンみたいに資源が全く出ないと、なんで争ってるのか分りにくかったりします。

 周りの国の利害がからんで、延々と争っているというのが不幸ですしょぼん