古い! 昭和55年作。

 宇宙を駆け巡るSF小説の草分け的な作品です。


 あらゆる問題に立ち向かうトラブル・コントラクター(トラコン)が、宇宙をまたに大暴れ、というと古くさい気がします。

 とはいえ、藤子F藤雄は同ジャンルで21エモンを書いたし、スターウォーズのハン・ソロもこういう役回り。

 もちろん、古いからダメなんて事はない。


 九〇年代にもアニメ化したこともある。

 ちょっと露出度の高い(とは言っても、強化素材の)服を身にまとった二人の女性トラコンが、レーザー銃やブラッディーカードでの白兵戦から、宇宙船での空中戦までこなす。

 そして、最後にはとんでもない破壊を置き土産に去っていく。

 彼女たちのコードネームは、船の名前でもある「ラブリーエンゼル」だが、いつしか周りからは「ダーティ・ペア」と呼ばれることに。


 ケイ(オレンジの短髪の女性)の一人称で書かれており、相棒のユリ(黒の長髪の女性)によるやり取りがテンポ良く進んでいく。

 ハードSFではないので、無駄に頭を使うことなく読めます。

 ただし、さすがに三〇年前ともなると、現在では追いついてしまった技術もあります。

 爆発と火災で身元不明になった遺体の一部を、細胞培養して本人と特定するという箇所


 いやいや。別に本の出来とは全く関係ないです。ただのミソ付けですねしょぼん

ダーティペアの大冒険 (ハヤカワ文庫 JA 121)/高千穂 遙
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 ちなみにこの作者である高千穂先生は、別にクラッシャージョーシリーズというものも書かれています。

 ジョーの父親がダンと言うのですが、このダンの活躍を描いた外伝というのがあり、そこにはこのケイとユリがゲストで出てきます。


 作品数の多い先生って、よく自分の作品を繋げたがりますね(^^;