KBS京都で再放送やってます。映画版ではなく、昔のTVシリーズの方です。


 二代将軍秀忠の死後、徳川家光と、その弟の忠長による跡目争いが勃発。

 京都の公家の思惑も絡み、ともすれば大乱が起きる様相を見せる。


 表だった戦乱はないものの、ひたすらに暗殺合戦が繰り広げられる。

 この世界では、秀忠すらも暗殺されたことに。なっている。そして、忠長を政治的に葬る、柳生の陰謀はかなり汚い。


 忠長配下の浪人を煽り、家光に同行していた公家を殺させることで政治的な抹殺を図る。

 汚い! せこい!えっ


 さて。登場人物の中でも目をひくのは、公家の烏丸少将文麿

 いかにも公家と言った白い顔に、塗った眉という風貌でありながら、弓矢も使える剣豪。

 暗殺に現れた忍びを返り討ちにし、柳生十兵衛の目を射抜いた。


 一方、片目になってしまった十兵衛。彼はそのハンデを克服すべく、自らに向かって手裏剣を投げ、それを刀で叩き落すという修行に取り組む。

 当然刀は当たらず、血まみれになる十兵衛。強くなるためには努力すること。

 主人公は「生まれつき強いんだ」、なんて作品が多い昨今。これは良い。


 しかしながら。

 剣の使い手に将軍暗殺を命じたり(一対一ならともかく、護衛が多すぎる!)、人質を餌にしておびき寄せたのに、逆に全滅するとか。ちょっと作戦面で安直な人が多すぎます。



 夜にぼーっと見てる文には最高だけど、歴史と付き合わせてみたり、よくよく筋を考えていくと不思議なことに気づく。そんな作品です。


 虚無僧に扮した剣豪、小笠原玄信斎はすごかったなぁニコニコ