あまりメジャーではなかったアイドルが事故で死んだ。その一周忌に、ファンの男五人がオフ会を開く。

 そこで思い出話に花を咲かせる予定が、死の謎に迫っていくことに。



 密室ものと呼ばれる手法が使われている。

 舞台がほぼ一部屋に限定されている作品で、「12人の怒れる男」なんかが代表的な作品になります。



 最初、この話のあらすじを見たときには、オタクが密室で語り合う話かと思っていました。小栗旬が居なければ、もう少しむさ苦しくなってたかも知れない。


 しかし、この集まった五人には、実はアイドル「如月ミキ」と面識がある、というところから話は動いていく。



 アイドル(idol)の語源は、偶像とか虚像。。

 アイドルは、ファンとほとんどつながりがない。インタビューや歌からの断片的なイメージを、ふくらませて、つなぎ合わせてできるイメージでできている。


 そんな虚像でしかなかったアイドルに、登場人物の話が加わっていくたびに血と肉が通い出す。

 映像としても、最初は体の一部分だけだったが、だんだんと見える部分が増えていく。


 映画を見ている人は、如月ミキなんてアイドルは知らない。でも、そんなアイドルが居たんだというイメージはどんどんとふくらんでいく。


 エンディングでダンスを見せる如月ミキを見られるのは、何か少し嬉しい。(別に変な意味ではなく)


 ただ……真のエンディングは必要かなぁ? 一段階目ので終わっていた方がスッキリするような……。


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 如月ミキをやってるのは、声優の酒井香奈子

 顔は知られてないけど、そこそこのビジュアルを探したら、そんなとこに行き着くんだろうなぁ(笑