内容(「BOOK」データベースより)
今より少しだけ未来の202X年。小学生の間では、ウェラブルコンピューター“電脳メガネ”が大流行していた。この“メガネ”をかけると、必殺技を手に入れたり、電脳ペットを飼ったり、子どもたちだけのとびきり刺激的な秘密の遊びをすることができるのだ。ただし、“メガネ”を楽しめる時間には限りがあって…。夏休みの終わった大黒市。“信者”たちから裏切り者として憎まれることとなったイサコに、いやがらせの攻撃が相次ぐ。そんなとき、ネットの掲示板にイサコを囮にした書きこみがあり、“メガネ”の小学生たちが続々と集まりはじめた。8年前の“メガネ”イベントに関する秘密、京子の身に起こった異変、イサコを背後であやつる存在―。“メガネ”を巡る謎が深まる中、イサコとガチャギリが、ある決断を下す。

 決断とは……黒客解散です(目次に書いてあるし)。

 今まで散々人を利用してきたイサコが、自分から何かを提供しなければならなくなったときに、逃げた。強がっているようで、人付き合いの苦手なイサコらしいことです。

 しかし。解散劇は面白かった。組織という箱があって、代表がいて。でも、中にいるのは人です。
 リーダーを変えたところで、駄目になった組織はどうしようもないんですねぇ。

 純真でウソのつかないデンパとの仲が良くなっていたと思ったら、こんどはガチャギリとのコンビ!

 そして……ハラケンはせこい。自分の目的のために渋る皆を従わせ、イサコの危機を見て見ぬふりをする。
 そして裏切りものとか言い出したら、組織というか仲間というか。そんなものは崩壊しそうな気がします。
電脳コイル9 (トクマ・ノベルズEdge) 電脳コイル9 (トクマ・ノベルズEdge)
(2009/09/16)
宮村優子原作者/磯 光雄

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