さっくり読めて面白い。  

 聖地とか呪われた場所というのは、日本でも田舎に行けばたまに見かけます。
 深い川だったり、山だったり洞窟だったりするんですが。

 このMAZEでは、入った人の消える自然の物とも人工物とも知れない岩が出てきます。
 その法則性を見つけるというところから始めるのですが……。
 何人で入れば? どういう人が入れば?
 途中に出てくる推論は、どれもこれも興味深い。

 結論としてとりあえず提示される物は現実的なものですが……でも、結論はそれだけではないことを示すような、ある現象が起こります。

 科学万能なんて言われてもう何年たつのか分かりませんが、説明できないものがあってもいいと思うのですよ。
内容(「BOOK」データベースより)
アジアの西の果て、白い荒野に立つ矩形の建物。いったん中に入ると、戻ってこない人間が数多くいると伝えられている。その「人間消失のルール」とは?謎を解き明かすためにやってきた4人の男たちは、果たして真相を掴むことができるのか?異国の迷宮を舞台に描かれる、幻想的な長編ミステリー。
MAZE (双葉文庫) MAZE (双葉文庫)
(2003/11)
恩田 陸

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