ここのブックレビューでは、珍しくマンガです。
「株で大成功した」的なマンガではありません。だからこそ、気楽に読めます。

 書かれていることは、株の売買に関わること……タンス株や優待、上場企業に勤める人の心理などです。

 株を薦める本ではなく、未経験者の方でも分かる内容だと思います。株をやっていれば、ついうなずいてしまう場面も。
 株をやっていれば、「たられば」ばかりというのは……本当に、そうですね(しみじみ


 株のトレードって、数字やらチャートやら見て売りだの買いだの判断してやるので、何%上がったとか下がったとかしか書けないんですね。

 ブログにしても、儲けた額や投資手法なんてのよりも、それ以外……
 例えば優待をもらったとか、誤発注に乗ったとか(数年前のJCOM)、株式分割されたとか、社長が捕まったとか。
 そういうことの方が興味を引かれるのではないですかね?

 当初、このブログでは株式のこともか効果なんて考えていたのですが、余りに書くことが無くてやめました。
 その頃の残骸が、多少は残っていたりしますが。
 デイトレーダーでも大口投資家でもないので、日々、書く内容がなかったというのが実情で(^^;

 それに、ここ数ヶ月の頭打ちのせいで、儲けどころか含み損が出る始末(涙 
 政権交代したのと、株価が下がり始めたのがほぼ一致してるように見えるというのが、何となく悲しいところ。
 私一人負けではなく、日本一人負けという状態なのが全く笑えません。

 ただ一点。このマンガで気になったこと。
 株式を上場する意味合いが「社員のモチベーション向上のため」というのは、若干違うかなと。
 もちろん、役員たちが手持ちの株を売って儲ける(ストックオプション)っていうのはあるんですが。

 自社の株式株と別の会社の株式を交換するってのも、重要な要素だったりするんですよ。
 新株を、市場価格で発行して会社の資金にするってのもありますしね。

 銀行からの借金と、社債以外の資金調達手段として使われるわけです。

 ただ日本の場合、会社間での株の持ち合いが多く、株の持ち主がほとんど動かない株もあります。
 それこそ、一部上場というステータスや役員たちに配当を配るための手段のためという場合も、あったりするんですよね……。

 そんな日本で、自社の株式の発行総額を増やして、会社を拡大していった代表格がホリエモンだったり、リーマンショックやサブプライムで投資銀行が何をやったかを見れば。
 やっぱり、株がうさんくさく見えるのも仕方ないかなとは思います。

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(2009/07/25)
佐久間 智代

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