『コンテイジョン』をみた話 | 精神と時の部屋

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自分が日々感じることを、ありのままに綴りたい。
を、出発点にした「完全自己満足」blogです。



初めましての方へ
ご挨拶です。




以前、Amaz◯n primeで観た映画

「コンテイジョン」


また、会員無料になっているのに

気付いてしまい…

みたい…みたいバイキンくん

止まらなくなり観ました。


そして、止まらなくて

指を動かしてる今です。


あまりネタバレにならないようにとは

意識してますが…

まだ観ていない方は

注意して読み進めてください。




Yahoo!映画🪐



「恐怖はウイルスより早く感染する」


2011年公開の、感染症に関する作品です。


私が知ったのはコロナの世になってすぐ

ニュース番組でコメンテイターが

この「コンテイジョン」を例に挙げて

コロナの話をしていたので食いつきまして。

すぐ観ました。


まるで新型コロナウイルスが広まっていく

私たちのいる現実レベルの話と差がない。


2011年当時はきっと「クラスター」なんて

耳にしても馴染みがなかったのに。

コロナの世を知ってしまった私には

スルスル話が入ってきます。

引き込まれる。


この作品を観るより前に

「ウイルスよりも人の心が怖い」

と思っていました。

この映画のキャッチコピーにも

作品の端々まで共感できることが

ギュッと詰まっています。


この作品で登場する謎のウイルスと

新型コロナウイルスとを比較して…

という視点で鑑賞する方が多いかな。

類似点が多くて引き込まれるでしょう。


私はこの「コロナの世」を

ふりかえりたくて今回観ました。


(あと、マッドデイモンを観たかった)


こんなわけわからん世界を

いろんな思いを抱えて生き抜いたね…

って、自分の肩トントンしたかった。


休校になって不安だったこと。


マスクが買えなくて、

でも手作りもヘタクソでヒーヒー言ったこと。


ライブが中止になって悔しくて

泣きながらグラタンを焼いて

「私の思いはここで燃やす!」

と、よく分からない方法で自分を慰めたこと。

それなのに子どもたちは

「コロナだから、仕方ない」と

いろいろ静かに諦めていて

不思議に思ったこと。

そんなにいい子に聴き分けよくしなくても

悲しいって表現してもいいのよ?と、

心配になった。悲しくもなった。


でも、人との付き合いも距離が生まれて

嬉しい面もあったこと。

義理で何かしなくて良いのは、

本当に心地よかった。


いろんな経験をしてきたね。


映画で描かれている様々な「恐怖」。

やっぱり、現実でも感じました。


予防するには?と身を守ること。

ワクチンのこと。

嘘か本当かよく分からない情報。


(義母が薄めた塩素系漂白剤で

手指消毒をしようとして、

全力で止めたなぁ…。

でも「テレビで見たから」と

勘違いなのに強く信じてしまってて

届かなかったなぁ。

あ、アルコールが無事に手に入って

安全は保たれました。)


不安が押し寄せてきた時

私の心の中はこんな音だったかも?

と、映画の音楽と比較してみるのも

また味がありました。

私は「そうそう、これ」って

しっかりくる感じがしました。


そんな時代を生きている私たちは

きっと強くなっているんじゃなかろうか。

生き抜く力みたいなのを、

嫌でも待ち合わせて

生活してきたんじゃないかな。 


まだまだ不便や不自由は残るけど

そんな世の中から見直されたり

生まれたものもあって。


人ってすごいな。尊いな。

もちろん綺麗なことだけじゃないけど。

失ったものも多かったけど。


そんな、ふりかえる気持ちで

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