ぱさぱさに乾いていく心を 人のせいにはするな。
自ら水やりを怠っておいて


気難しくなって来たのを友人のせいにするな
しなやかさを失ったのは どちらなのか


苛立つのを近親のせいにするな
何もかもヘタクソだったのは わたくし


初心消えかかるのを暮らしのせいにするな
そもそもが ひ弱な志にすぎなかった。


駄目な事の一切を暮らしのせいにはするにするな
僅かに残る 尊厳の放棄


自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ。


* 茨木 のり子さんとゆう方の詩です。

昔から この方の詩が大変 心打たれるモノが有り この一節を携帯の画面メモに入れてあります。

人は人なしでは生きていけません。

何気無い言葉で 励まされるのも人

些細な一言で 傷つけるのも人

因果なモノです。

人として、しっかり生きようとするが故に 訪れる嫌な出来事が起きた時に この詩を何度も 何度も 眺めます。

そうすると不思議と
相手を許すのではなく 許せるのです。