先が思いやられる。チェルシー(イングランド)から上海申花(中国)へ加入した元フランス代表FWニコラ・アネルカが、「カンフーサッカー」の洗礼を浴びせられる格好となった。
25日に行なわれた上海申花と上海申シンとの練習試合で、申シンの選手が申花の外国人選手に報復的なファウル。これが発端となり、小競り合いが発生。騒動は次第に大きくなり、最終的には両チームの選手が入り乱れる大乱闘に発展した。
一度は試合再開されたものの、殴られたことに収まら無い選手が再び相手を攻撃するなど収束することは無いことから、審判は試合続行不可能と判断、試合は打ち切りに。アネルカは、騒動を止めようとしたものの殴り合いには仲間入りせず、結果的に中国のメディアからその振る舞いを賞賛されることになった。
しかし、そもそも試合が中止になるくらいの大乱闘を練習試合で繰り広げること自体、前代未聞。かつては「悪童」という異名をとったアネルカだが、このチームではどうやら仲裁役に回りそうだ。
インターネット上のサッカーファンからは「まだカンフーサッカーやってんのかw」「アネルカ、2年契約全う出来るのか?」「喧嘩することは無いことを称賛するって(笑)」といった呆れた声から、「中国人の乱闘は迷いが無いな」「なかなかの組織力だな」などと皮肉る声も挙がっている。果たして、アネルカは2年契約を無事に終えることが出来るだろうか?
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