週末にかけて一段と冷え込むみたいですね！しかしそれ以上に感染警報も出ているインフルエンザとノロウイルスに気を付けたいです。（我が家ではノロ持ち一名・・・汗）
さて先日の続きでエンジンO/Hの為ばらし終えた状態
いつもばらしたらこんな感じです。 ここからは洗浄して測定と補機の洗浄洗浄。。。
先にエンジン洗浄して測定の為に部屋へ。
ローターはキレイに洗浄しましたが使用不可です。アペ・コーナーシール共に噛み込んで外れませんでした。
エキセンは使用可能です。
エキセンが振りすぎた物は2本くらいしか記憶に無いような・・・くらい再使用可能です。
ジャーナル部はマイクロメーターで外径の測定後メモメモ。
と忘れがちな箇所
このオイルジェットのプラグが緩んでいる物があるので注意です！（特に前期エンジンかな）
次はメタル。磨り減っていますがまだまともな方ですね。ですがもちろん交換します。
内径も計測し現状でのクリアランス確認もしておき交換後にも確認します。
肝心のサイドハウジングは
ぱっと見では大丈夫そうですがブローした時の破片により薄くではあるが傷が入ってしまっている為、また歪も今後使用するには限界なので使用不可です。
エンジンで使用可能なのはエキセンのみと言うパターンもめずらしくはないほどです。
こうなるのもエンジン本体ではなく補機類の問題が殆んどです。
外すプライマリーINJはよくこんな感じに割れています。またこのINJは燃料保持ができてませんでした。
セカンダリーは噴霧状態も良く噴射量共に大丈夫です。
まだ点検する補機類はあります。点火系ではコイル・コード。センサーは燃音・吸気音・水温・油圧。ISC等。
エンジン本体だけではなく補機類が重要で一部が不良だと完全におかしくなくても地味におかしい状態で気付かない内にダメージが蓄積しブローにつながります。
一日でエンジン載せ換えしているとこがありますが、キチンと補機類まで点検してロングライフで今後のトラブルにならない様に仕上げれるとこに任せましょう。
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岩野 真
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