頭の中での「イメージ」と「言葉」の変換機能の問題 | 発達障害先生、無理解者と戦う苦悩の日々

頭の中での「イメージ」と「言葉」の変換機能の問題

普段、言葉を話す時にいちいち頭の中で言葉をイメージして話しているのでしょうか?

私は言葉を話すときに頭でイメージして話をする事が多いように思います。

人と話をするときにすんなり言葉が出てくる人を羨ましく思います。

私は言葉を話すときにいちいち頭の中でイメージを言葉に変換してから話をするので

どうしても遅くなったり、他の人の話すテンポについて行けないといったことがおこります。

特に瞬時に答えを求められたときに困ります。

また、授業などにおいて子どもたちに物事を説明するときにとても労力を使います。

他の先生たちが次から次へと言葉が出てくるのがとても羨ましく思います。

しかし、私は、この「イメージ」と「言葉」の変換は「イメージ→言葉」だけじゃなく

「言葉→イメージ」に変換するにも問題があるのです。

前のブログでも書いていますが、私は読字障害(ディスレクシア)を持っています。

文字を読んで理解することがむずかしいですし、話を聞いて理解することも難しいのです。

これは自閉症スペクトラムと関係があるかどうかわかりませんが、私の生きにくさの一つです。

これはどんなに努力しても改善は無理だと思います。

人との会話のやり取り、文章のやり取りはすごく神経を使い、精神的に疲れるのです。

これらのことも一般の人からすれば理解しがたいことなんだろうと思います。

これから克服すると言っても無理に近いことだから、どう他の人に伝え、理解してもらえるか、

今後の課題です。

==
★アンケートにご協力ください

「どのようなご立場で訪問されていますか?」→こちら

「自閉症・発達障害の知識について」→こちら

「特別支援教育についての先生の理解度は?」→こちら

結果も見られます。参考に...
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
たまには押してね!


ペタしてね


PS.

英語が苦手な人が英語と話をするときに、頭の中でイメージを思い浮かべ、単語を思い浮かべ、

そして文章を考えてしゃべるという人がいるかと思います。

私は英語教師でありながらネイティブと話をするとき、やっぱりそんな感じになります。

英語ほどではないですが、日本語でもそんな感じで言葉を選んで慎重に言わないと

文章がめちゃくちゃ、支離滅裂になってしまうのです。