しばらく放置状態が続いてしまって申し訳ありません。
1/23~25、イベント続きでした。
少しずつではありますが、
その間のことをつづっていきます。
まずは1/23(土)
香川から草原先生に来ていただいて、
発達しょうがいを伴うお子さんの個別相談実施しました。
今回の相談内容は、
PEP-Ⅲ検査、身体発達検査、ぷちケア会議の開催・・・
と盛りだくさんで、
同行させていただけてとっても勉強になりました。
発達しょうがいのお子さんの支援について考えていて強く感じるのは、
「愛情だけではだめだ」ということです。
もちろん「愛がなくてもいい」というわけではありません。
子どもへの愛情は必要です。
でもそれだけではダメなんです。
「知る」ということがどれだけ本人を救えるかを今回また目の当たりにしました。
経験や勘も大事でしょう。
でも、それと同じくらい「客観的な評価」も大切です。
周りの支援者と情報を共有するためには
それぞれが自分の経験と勘にたよった発言ばかりしていては話がまとまりません。
そこに「検査結果」とか「数値」とか「記録」とかがでてくると
説得力がまったく違ってきます。
病気を患って、治療をするとき、
まずは検査をするものです。
検査なしでいきなりオペをする医者はいないと思います。
検査→治療方針の決定→具体的な治療の計画→治療の実施→再検査→今後の治療の計画
と、続けていくと思います。
検査なしで、どんな病状か把握しないままに、
「わたしの愛情と根気で治してみせます。」という医者にかかりたい人はいないでしょう。
愛情だけではどうにもならないのです。
本人が何に困っているのか 知ってください。
見えない部分を見ようと努力してください。
客観的な事実を見て、立証されたやり方で支援してください。
「愛があるからこそ、たちが悪いこともある。」
ある方の講演会での言葉です。
いやな言葉ですが、現実にそういうケースをいくつも知っています。
草原先生は客観的な評価と愛情とを兼ね備えている方です。
(会うと心がなごんでタメでしゃべってしまうわたしですが、
本当にそう思ってるんですよ~~)
先生、寝たのが3時だったそうで、仮眠だけでこちらにこられたそうです。
「食べたら寝てしまう」と言われて
お昼も夕食もヌキでそのまま徳島に向かわれました。
どうかどうか長生きしてください。