今年の阪神タイガースは予想を遥かに超える不調で、下位に低迷しています。
その要因の一つとしての打線の低迷が挙げられますが、これは逆に考えると昨年甲子園で使用するボールを一昨年以前より使用していたボールから“飛ぶボール”に変えたからであり、去年が打ち過ぎと言うことになると思います。(まあ、大体チームによってボールを変えられる仕組み自体が大問題ですが・・・)
今年は統一球になり、ボールが飛ばなくなったと言われています。私はそれでもあまり変わらないと思っていたのですが、実際は多くの選手が打力ダウンしているのが現実です。
ただし、今のタイガースはそれ以前の問題として、できることさえできていない現実があります。
それは金本選手や城島選手の起用法です。
金本選手は言うまでも無く、肩のケガから野球選手として活躍できるレベルでは無くなっていると思います。それでも必死になって試合に頑張る姿はとても立派ですが、あまりに痛々しい姿ですし、それ以前の問題として戦力として機能していません。打力は数字を見れば明らかですし、守備でももちろんボールを投げられないので守備位置を前にすればレフトフライが頭を越えて長打になる、レフトにボールが飛んだら2塁ランナーは余裕で本塁に帰ります。ショートの選手への負担も大きく、一部では阪神タイガースのショートを“ショフト(ショートとレフト兼用と言う造語)”と呼ぶファンもいます。
金本選手のケガは、右肩の棘上筋(インナーマッスル)の部分断裂ですが、完全に断裂しているという話もどこかで聞かれたような気もします。(事の真偽はわかりませんが・・・)肩を上げることすら辛い状態である訳です。もしかすると高めのボールをスィングすることすら辛いかもしれません。
連続試合出場の記録が途絶えた今、試合に出場させ続ける理由がわかりません。今年は1週間に1度スタメンから外れているのも彼を休ませるからではなく(当然、1日休んだだけで回復するはずはありません。)、久保投手が先発の時に外れている事実から「久保投手が今年の契約が長引いたのは、契約に自分の登板日は金本選手を使わない約束をさせたからでは?」などという憶測も飛んでいます。
こんな状態でチームやファンに迷惑をかけてしまう中、試合に出し続けるのは、これだけ偉大な記録を残した選手の功績を潰すような行為だと思わないのか不思議です。
また城島選手は膝の負傷が治っていない中、出場していると思います。一般レベルまでの回復とスポーツ選手レベルの回復とでは訳が違います。
彼のスィングを見ても左膝が踏ん張れていないことがわかります。
今年はワイルドピッチやパスボールを非常に多いようですが、それでもスタメンにこだわる理由は何なのでしょうか?責任感とか言うレベルではなく、自分の都合で試合にでるのではなく、チームに迷惑をかけないベストな状態に完治させることこそが責任感だと思います。
これらは、何か監督どうこうではなく、チームの裏事情があるように思えて仕方ありません。
契約内容なのか、営業主導なのか、オーナーの意向なのか、わかりませんが、現場事情ではなくビジネス事情だと思います。マスコミが異様に彼らをかばう記事を書き続けるのも何かしらの因果を感じます。
スポーツにそのようなものを持ち込むことがファンのスポーツ離れを誘発させると思います。
野球はチームスポーツであるからこそ、チームを第一に首脳陣、選手、背広組、皆が考え方を統一して改めなければなりません。
こういうことがあって、選手のパフォーマンスが下がることだってあるのです。だからこそ、まずはスポーツとはどういうものなのかを再認識すること、そしてその本質をしっかり理解することが大事なのだと思います。
阪神タイガースが正常に戻るためには、首脳陣がどうとか、選手がどうとかいう問題ではなく、チームがビジネスをしているからだと感じます。
第一にスポーツがあって、第二にビジネスがある・・・こう考えてチームが運営されることこそが今の阪神には大事なのだと私は感じます。