一昨日、東北地方太平洋沖地震が起きました。
私も阪神大震災を経験しましたが、その時を思い出させる被害状況に愕然としております。
被災された方々の気持ちを考えると、お見舞いの言葉さえ軽く感じてしまう気持ちになります。
今はただ、少しでも多くの方々が無事で救助されることを願うばかりです。
スポーツ新聞を見ていると、スポーツ選手の言葉で「我々は、スポーツのPLAYで被災者を励ます。」という言葉をよく目にします。
それを批判するつもりはないですが、それ以外でもできることは色々とあるのではないでしょうか?
アメリカでテロがあった時、ニューヨーク・メッツの球場は支援物資基地となりましたが、選手自ら物資の運搬役を行っていた記憶があります。
当時の監督である、バレンタイン監督はシーズン中にもかかわらず、終日ボランティア活動の陣頭指揮を執りました。
今回の地震を受け、MLBでは昨日の段階で下記の対応を発表しております。
○ニューヨーク・ヤンキースは、義援金10万ドル(約800万円)を、赤十字などを通じて送ると発表した。
○オークランド・アスレチックスは4月3日の試合で義援金を募る。
遠いアメリカの地では、これだけ素早く日本のために動いてくれています。
アメリカのスポーツチームのボランティアは、そのスポーツを魅せる、あるいは寄付するだけではありません。
スポーツ選手自らが奉仕活動を行うのです。
地域社会が何を求めているのか、どうしたら地域を活性化できるのか、スポーツ競技を主体では無く、社会活動や地域コミュニティへの貢献を主体としてボランティアを考えます。
今、被災者の立場を考えた時、スポーツを見る精神状態にあるでしょうか?
何より身の回りの生活が第一ではないでしょうか?
もしプロのスポーツ選手・団体が本気で復旧を考えているなら、それを考慮した活動を行って欲しいと願っております。
スポーツを指導する方々も、スポーツ以外に何がボランティアなのか考えることが必要だと思います。
スポーツは社会活動です。多くの人達が協力し合わなければ成り立たないジャンルです。
今一度、自分達が何ができるかを考え、行動することが大切だと思います。
そして、その活動を子供たちや選手に身をもって見せることによって、本当のスポーツマンシップを教えることです。
微力でも、その微力の数が増えれば大きな力になることもあります。
本当の意味でのスポーツマンシップが試されています。
スポーツ選手が本当の社会への貢献をしてくれることを願います。
被災地の一日も早い復興をお祈りしております。