【202⑥年⑥月⑥日『ネアリカフェス18th@埼玉〜誰も世界を救済しなかった〜』】
※この話はフィクションです♡

高速バスの排気口から飛び出した二段階認証の毛糸は、福岡の明太子を否応にタニシ模様の埼玉へと塗り変えていく。オープニングはだいたいこんな感じに始まった。世界の人口は80億人と破滅的に増えているけど、毛糸の色も般若心経の文言も冷やし中華のメニューも一向に増える気配はない。むしろ世界は統一化されている。

ナニかが始まる日って人生だいたい左足の靴底の中に迷いこむのだろう。仕事も借金も恋愛もネアリカも大概迷う。そして理由のすべてをウスターソースの陰謀だと思い込む。
ワシの後ろには死んだ婆さんが守護霊と化しとるはずなのに、ウスターソースは会場途中、軽やかに油揚げの裏側へと迷い込む。スホマには地図がありナビもあるし月面にも着陸したのにDA埼玉には迷う。

すると道すがら唐突に全身に液晶画面を貼り付けたコジコジが現れた。『急がなきゃ、急がなきゃ』。まるで不思議の国のアリスの白ウサギのようだ。世界中の人々は今日も明日も急いでいる。そして何故だか迷っている。ココロ彷徨うとは別離したいが道に迷うって素敵で豊かだ。目的地から外れれば外れるほど未知なる世界に近づいてゆく。
その後会場へネアリカを持ち込んだコジコジはスホマで記念写真を撮り終えると、汗だくでそのまま走り去った。メイン目撃者はワシオンリーで、この一連の出来事が既にネアリカ作品(宇宙賞・目撃者一名部門)であった。

現場のネアリカフェスはすでに液体と化していた。参加者の多くが謎の『17』という数字そのものに変形し、数字が数字を配信し、数字が毛糸を喰っている。歌う人も配信している。聴く人も配信している。毛糸を張る人もスホマ片手に配信している。それぞれがそれぞれの楽しみ方があるのだろう。場はガヤガヤと賑やかではあるが、主役のAKIRA (揚げたて餅風味のドーナツ) はどこにいるのか分からない。たぶん会場のどこかにいる。もしかしたら日光の自宅にてSM嬢をUberしマカロニと化してるのかもしれぬ。妄想はカオス化し現実味を宿す。

AKIRA(食い残した唐揚げ弁当) をみつける。ヲレ『昨夜、東京キララ社さんの根本敬のDJ行ったよー。エレベーターに挟まれた時の根本さんの表情が諸星大二郎版ぬりかべになってたのがサイコーに神がかってたー♡』AKIRA『おー! 懐かしいなヲイ。ヲレむかし根本さんと5〜6回、パリの端っこで佐川急便の人型段ボールを喰うだけの仕事したことあるよ〜!』ワシ『知っとるよー! 焼いた人型部位は仔牛の肉のように甘く美味であったとGoogle先生がシャウトしとったねー! あれっ?AKIRAぁ。また洗濯機の脱水モードが回りっぱなしモードになってないかい?』。
AKIRAはいつも同じ話を繰り返す。そして歴史も繰り返す。しかしそれがそれならそれでいい。

その後、東京時代は25年来のエロ本時代の戦友二人が重力に逆らい天井をトコトコ歩いてやってきた。彼らはAKIRAライブ入場料の3500円を煮干しで支払ったのち、わざわざ会場の外に出て、自販機の裏で風と化したAKIRAの豆腐を聴いていた。誰もそんな聴き方はしていない。一体ナヌをしに来たのか分からないが、彼らの頭頂部から蛍光灯の緑色がピカってたからきっと宇宙と通信していたのだろう。彼らは存在自体が衛生ネアリカだった。鳥たちと戯れ風は身体を抜き指し、雨の気配はひじきを浴びながら、少し離れた場所からAKIRAの歌を聞いている。その姿はゴーストの如く妙に美しい。そんなワシ達はひたすらかつて働いていた規格外はディープな現場のアホ話に夢中になっていた。写真はない。だがココロの胃袋にはその日が丸ごと詰まっている。
スホマだからこそ記録できないものって当たり前だが沢山ある。この日感じた気配や安心感や衝撃。土地の磁場。作品に漂う何か。誰かをココロから愛おしいと感じたその瞬間。言葉になる前の感情。あの日あの場所でしか存在しえない尊い時間そのもの。帰り際の名残惜しさ。『ああ、埼玉来てよかったな。もう死んでもよかっ!』っちゅー天国みたいな瞬間。ヲレ達はデータじゃない。

AKIRAライブが臨界点を突破し未解決案件は微生物化するが、この現象はやはり誰にも記録できなかった。AKIRAはやはり愛の人だと我が毛穴は確信した。PS.毛穴なので信頼性は不明。

この日のネアリカフェスでは、誰も世界を救わなかった。ただ皆が毛糸を鼻の穴に詰め、ネアリカ作品をボーっと凝視しながら、きわちゃんとパンダの毛並みについてワシが悪かったと仲直りし、主催のあゆみさんから埼玉名物・白菜のランプを授かり、AKIRAのスーツおじいさんの盆踊りレッスンに巻き込まれ衰弱した。会場の外では25年来の怪人達が風になりながらAKIRAの歌を聴いている。ただそれが嬉しかった。

人は時々、目の前の幸せより遠くの理想に取り憑かれることがある。かつてのワシがそうだったように。
世界平和という言葉を掲げた瞬間、世界は平和でないものに見え始めるのやもしれぬ。目の前の人より遠くの理念の方が大切になった途端、隣にいる大切な人が笑っていることよりも、ネット向こうの至極どーでもいい誰かに腹を立てはじめる。そしてタンスの角に小指をぶつけた程度の出来事で理想論達は大騒ぎする。 
地球は救いたいのに自分の部屋は何故か散らかっている。不思議である。たぶん地球の方が自分の部屋よりずっと広いからだろう。もはや哲学である。

結局ネアリカフェス埼玉は誰も世界を救済しなかった。ただ毛糸を貼っていた。それだけだった。だから世界は平和だった。繰り返すがただ毛糸を貼るだけである。だがその行為はカリカリに揚がったカツ丼の衣のように尊い。その真意は説明できない。本気でヤった者だけが『あっ…』となる。
ワシはココで世界を挿入しよう。世界の人口は増えているが、毛糸の色は増えない現象の答え。それはレタスである。

※【三千円の津波〜萎びたレタスに生前葬〜】なろう系デビューすましたw どーぞ四呂死苦お願いしまーす🍥✨

◯ネアリカフェス埼玉AKIRAブログ








コジちゃん🍥✨






ヘンリー🍥✨


チョコさん🍥✨








キワちゃん🍥✨









史郎さん。心にクるオト。またご縁ありそう🍥✨


なーみー🍥✨
















ワシ


おまけ























今回のAKIRA×あゆみさんネアリカ🍥✨










あゆみさんとコジちゃん🍥✨


ありがとう🍥✨


盛りだくさんの大会@楽しかった。あゆみさんお疲れさまでした(今回ライブレポはしょったけど、皆さん素晴らしかっただす)。銀賞@頂いた白菜のランプもズッコケるほど可愛くて宝物だす🍥🩷✨ありがとう🍥✨






この内容はスマホでは記録できないものを書いた文章と、スマホで記録した写真によるキムラの脳内です🍥✨








むかしむかし漫画家の故・山田花子さんのご実家で、根本敬さん率いる『幻の名盤解放同盟』の御三方と遭遇した因果がある。その時オードブル囲んでワシだけ割り箸がなく宇宙の孤児のようにオロオロとうろたえていたところ、無言でスッと割り箸を差し出してくれたのが根本さんだった。

その後ワシにとって根本さんは『箸の神』となる。

この日東京キララ社のイベントに現れた根本さんは、ワシの目の前でエレベーターに挟まれた。だが『ああ、根本さんだなぁ』とココロの中でお布施した。因果である。


東京キララ社さん、根本さん、皆様、ご親切に頂きましてありがとうございました。悶絶しますた。またお伺いさせて頂きます🍥👽✨