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豪9月22日、NZ26日が国民の休日に
(記事元:Media Release Prime MInister of Australia)
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、
本年9月22日を一度きりの国民の休日にし、
同国の国家元首を務めたエリザベス英女王を追悼し、功績を讃える日にすると発表しました
首相は訪英して19日のエリザベス英女王の国葬に参加し、
帰国後の22日を休日にして追悼式典を開催します。
オーストラリアでは、王位継承の儀式があり、
チャールズ3世がオーストラリアの新しい国王(元首)に正式に就任しました。
ニュージーランド(NZ)のアーダン首相もまた、
9月26日を「女王エリザベス2世メモリアルデー」とし、一回限りの国民の休日にすると発表しました。
日本ではあまりピンとくる方も多くはないかと思いますが、
エリザベス女王はオーストラリアをはじめとする、
他の14カ国の君主でもありました。
英国国王を君主とする諸国は、
コモンウェルス・レルム
と呼ばれていて、
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、パプアニューギニアなどの比較的大きな国から、
ソロモン諸島やジャマイカなどの島々の国が含まれます。
これらの国々は、英国植民地だった経緯から、現在は独立国家でありながら、英国国王を元首とする立憲君主制の諸国であるのです。
また、これとは別に
コモンウェルス(=英連邦)
諸国56カ国があり、この諸国の連合の長が、やはり英国国王
したがってエリザベス女王は、
英国を含む15カ国の君主であったと同時に、
コモンウェルスという諸国連合の長でもありました
オーストラリアの紙幣やコイン、
またNZの紙幣にも
エリザベス英女王の肖像画が描かれていることからもわかります
エリザベス女王の死去に伴い、チャールズ3世は10日、
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国国王」(英国王)
に即位するとともに、
「ヘッド・オブ・コモンウェルス」(英連邦代表)
に就任しました
コモンウェルスという言葉、
オーストラリアにいるとよく耳にする言葉なのですが、
その中でも有名なのは
コモンウェルスゲームズ
(Commonwealth Games)
でしょうか
英連邦に所属する国や地域が参加して
4年ごとに開催される総合競技大会で、
オリンピック競技に加え、7人制ラグビー、ネットボールなども行われます
オリンピック並みに、オーストラリアも NZも、国をあげて熱狂する大会です
さて今年2022年のみ、
オーストラリア 9月22日(木)
NZ 9月26日(月)
が国民の休日になります
留学に関するスケジュールで、
変更がある方もいらっしゃると思いますので、ご注意ください
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