『ウンコありすぎだろ!』
今回の旅、最終日に訪れた先は、
野生のカンガルーがウジャウジャ生息するサンクチュアリ。
ココは、
ヤンジャップ国立公園。
芝生一面には、カンガルーのフンがびっしりと敷き詰められている。
カンガルーを間近で見たいが、
このバリケードを破るのは、とても勇気のいることだ。
その時、
短いショートパンツに、長い足がとてもきれいな白人女性が、
まるで、
戦士のように、カンガルーへ向かっていくではないか。
日本代表として、己も負けてはいられない。
カンガルーのフンを、
がんぱってタピオカだと思いこませながら近づくも、
とうとう、彼らの懐に入ることはできなかった。
そして、
このウンコだらけのサンクチュアリで、
あらためて今回の旅を振り返ってみる。
世紀末の悲惨な世の中で、繰り返し愛を説いた『北斗の拳』から学んだように、
大切なことは、とてもシンプルなんだよな。
己の人生も後半戦に突入。
キッスの先を、夢見たあの時のように、
今一度、
青コーナーの挑戦者として、
ファイティングポーズをとってみれ!