家を建てるとき、新居を私の実家寄りにするか、夫の実家寄りにするか、夫婦で何度も何度も話し合いました。
過去にブログに書きましたが、
結婚するときに、夫のお母さんに、『こちらへ住んでほしい!おじいちゃんの建てた家があるから、壊してもいいしリフォームしてもいいから、こちらに住んでほしいです。』と言われました。
想定外でしたが、夫が絶対にイヤ!それはない!という考えだったので、夫の地元に住むことはないだろうとその時は思っていました。
夫の地元は私の地元と同じ県内ですが、私なとっては、とても遠くて無縁の土地。
私は夫に出会うまでこの地域を全く知りませんでした
私は自分の親の近くに住みたい
夫はどこでもいいたんぽぽちゃんの好きなところに住みたい
現在も私の両親は実家とは別のマンション暮らし!
いずれ実家に戻るつもりですが、そのいずれというのは、実家に住む祖父母の健康次第
来年には戻る、そろそろ戻る、もう少ししたら…を繰り返し20年が経った
ありがたいことに祖父母はまだまだ元気で、来客も多く、お手伝いの方もいるので、生活は大丈夫。なので今はちょくちょく実家に顔を出して必要なことをするという感じです。
そんな状況なので、
私が実家の近くに引っ越しても結局実家は出向くことの多い両親とは遠くなり、
では両親の住むマンションの近くに引っ越すのはどうだろうと検討しましたが、それは現実的ではない、なぜなら両親はいずれ実家に帰るから!!
時期が来るまで賃貸で暮らし、
両親が実家に戻る時が来たら、その時に両親の住むマンションに私たちが移ると言う話や、その他
いろいろ検討を重ねましたが、
結局私の親は私がどこにいたって、国内ならどこへでも行けるから大丈夫
とのことで、新居は夫の実家近くになったわけです。
私は昔オーストラリアに1人で住んでいて、そのとき両親には『もう帰らないからね』と言っていた
親はオーストラリアに比べたらどこでも近い!という感覚、そして、私の親はどこまででも来てくれる
私たちの住んでいる家は敷地が広いので、将来おじいちゃんおばあちゃんを看取ったら、
両親の住む家をうちの敷地内に建ててもいいわねと私は勝手に妄想していました
私の両親は『何を言ってるんだか』と全く本気にしていなかったのですが、私は結構本気で、
夫にも話していました。
夫の地元に引っ越してきたその日に妊娠判定をもらい、そして、そこからはもう両親の助けなしでは生活できなくなり、今に至ります。。。
こんなにお世話になるなら、やっぱり両親の近くに住んでおくべきだった、と心から思いました。
夫の家族は良い方たちですが、私はまだ甘えられないし、自分の醜態はさらせません…これからも無理だと思う…
ヘルプがほしいときって、家は荒れているので、そんな時にお義理母さんに来てもらうなんてなったら、その前に家中のことを完璧にしないといけないので、意味ないんですよね
ところが自分のお母さんなら、どんなひどい状態だも見せられるし、甘えられる。
毎回両親は『全然遠くないよ、楽しいよ』と3時間くらいかけて来てくれます。
風邪を引いて看病に来てもらったり、息子を見ててもらいたくて来てもらったり、ただ暇だからと来てもらったりと、何かとこちらへ来てくれているのですが、
本当にありがたい
欲張りなわたしは、何度も冗談ぽくこちらに早く引っ越してきてほしいと話していて、
母は、乗り気
そうだよね〜
マンションで暮らしている意味がないんだよね、みんないなくなって寂しいなぁ。
近い方が便利だよね近くに引っ越してきたいな〜
と、
賃貸情報みたり、マンションを見たりして来ましたが、
私はもう一層の事、敷地内に家を建てたらどうか!と提案をしたのです
この時に父に『それは絶対にできません』と一瞬で却下されました
即答でした
あまりにも頑なにそう言うので、再度改まって、
今パパとママが実家に帰ってはおじいちゃんおばあちゃんの様子見て用事を済ませて、大変そう。大変じゃなくても大変だと思う。
30年後、私がそれをするんだから、近くに住んでくれていた方が、私としてはすごくありがたいんだけどなあ、
と私はこう言うふうに考えているよ。と伝えてみました。
父は『そんな風に考えてくれているのはすごくありがたいけど、自分たちは大丈夫だし、娘に迷惑はかけないから何も心配しなくていい。助けが必要な時はいつでも来るから気にしなくていい。』
と。
まだ引き下がらない私は
こちらに越してくるメリットをタラタラ述べました。
すると、しびれを切らしたのか父が
『あのね、こんなこと言いたくないけど、
たんぽぽさ、もし、将来、りんくん(私の夫)のことがイヤになったら、どうするの。
その時にお父さんもお母さんもここにいたら、お前の帰ってくる家がないんだよ。』
と。
『え、何てこと言うの』
『だから、こんなこと言いたくないけどって前置きしたじゃない。お父さんとお母さんは自分たちでできることは自分たちでするし、自分が生きている以上お母さんのことは心配ない、
お父さんの身に何かあっても迷惑はかけないようにしてある。
だから将来お前に迷惑をかけることはない。
ここへ来るのを遠いとか面倒とか思ったことなんてないし、孫の面倒もいつでも見る。
運転ができるうちは心配ない。お前や野薔薇(姉)が帰って来れる場所がなくなってはダメだろう。』と。
もう何も言えなくなりました
そんな風に思っていてくれたんだね、
私が帰る場所を残しておいてくれているんだ
じーん
ってイヤイヤ、私たちは大丈夫だよ。
離婚予定はないし嫌いになることはない(と思う)から
と言いましたが。
9/26に、父から正式に敷地内同居を断られました
オーストラリア旅行中でした
敷地内では確かに
私のお姉ちゃん家族が帰ってくるとき、お姉ちゃんも気兼ねなく帰って来れるようにしないとね
市内のマンションを探そうと思います
ん?