みなさん、おはようございます。
さて、先日客先へ向かうために、京阪電車の中書島駅から、京都京阪バスを利用したのですが、その帰りに乗ったバスがちょっと変わっていました。
まず最初に、いつもと違うバスが来たなぁ、と感じたのは、バス停に停車したバスの乗降扉のガラスが障子風になっているのを見たとき。
ただ、その時点では違和感を感じながらも、ただのラッピングバスと思い、ふつうに車内に乗り込んだのですが、いざ車内に入ると、社内の内装が全体的になんとなく緑色っぽい。
さらに座った席の前には、なぜか壷が飾られているではありませんか!?
そこで、たまたま車内には私以外の乗客が居なかったので、バスの運転手に、「なんか変わったバスですね」と声をかけたところ、「お茶バスなんです」との返答。
私の方は、お茶バスですかぁ、といいつつも、いまいちピンときていなかったのですが、自分の座った席の前のチラシをよく見ると、そこにそのお茶バスの写真が載っているではありませんか!
※正確には、お茶バスではなく、「宇治茶バス」というようで、名前の通り、宇治茶をコンセプトにしたバスのようです。
そこで、そのチラシをよく見てみると、バスの車内の写真が何枚か載っていて、その写真を見る限り、バス車内後方がずいぶん凝っていて、まるで今流行りの観光列車みたいな仕上り。
乗車した時には、全く気が付きませんでしたが、改めてその車内を見ると、とくに車内後方の茶室のようなデザインが面白く、信号でバスが停車した隙に、思わず写真を撮ってしまいました(笑)
またよく見ると、私が座っているシートの柄も、畳風の柄にわざわざなっていました。
ちなみに、運転手にこのバスの運用形態を聞いてみたところ、とくに観光用の貸し切り中心、というわけではなく、通常に一般路線でも運用している、とのことでした。
なお参考までに、本日私が利用した路線は、京阪中書島~イオン久御山~近鉄大久保間をつなぐ25番系統でした。
京阪電車の中書島駅周辺には、坂本龍馬が殺害された寺田屋をはじめ、鳥羽伏見の戦いで幕府軍と新政府軍が大激突した場所など、幕末の歴史を語るには見逃せないスポットが多数点在していますので、宇治茶バスに興味のある方は、そちらの観光とセットで足を運んでみられてはいかがでしょうか。
それでは本日はこのあたりで失礼致します。