皆さん、こんにちは。


今週の関西地方は気温もすっかり下がり、秋らしさが増した一週間でした。


そんな秋らしい天気の中、火曜日に京都の宇治へ足を運んでいました。


宇治といえば10円硬貨でお馴染みの宇治平等院や源氏物語の紫式部、紫陽花や五月で有名な三室戸寺などが連想されますが、それ以上に全国的に知られているのが特産品の“宇治茶”ですよね。


しかし、食べ物に目のない私が真っ先に思いつくのは、宇治茶を原料とした“茶だんご”


“茶だんご”もまた昔から宇治の名物として、この地を訪れる人々に親しまれているのです。


そこで茶だんごを購入するために訪れたのは、宇治橋の東詰(京阪宇治駅前)に店を構える茶屋「通園」。


平安時代末期(1160年)創業のこのお店、かれこれ850年に及ぶ長い歴史をもつ超が3つも4つも付きそうな老舗で、現在の店舗も江戸時代初期に建てられた趣のある建物なのです。


その通園、長い歴史の中で、かつては宇治橋の橋守であり、豊臣秀吉や徳川家康などこれまた超がいっぱい付きそうな歴史上の有名人物の多くも立ち寄ったという記録が残っているそうです。


ちなみに私が今回購入した“茶だんご”(10本入り、525円)は、写真でもわかるように、かなり濃い色をしていますが、その見た目におとらず濃いのが、味と香り。まるで抹茶を飲んでいるような味わいで大変お勧めですよ。


京都市街からは少し離れている宇治の地、1~2日の観光旅行では、なかなか訪れる間もないと思いますが、もし訪れる機会のある方には、是非お試し頂きたいものです。


それでは本日はこのあたりで失礼いたします。