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                                                  写真はヴェルサイユ宮殿のHPから拝借して、↓を表示しました
 
写真の青色は噴水の位置を示しています。
また黄色はグラン・トリアノン、プチ・トリアノンの場所です。
 

 

昨年9月にイギリスの帰りに訪問して、詳しい内容をなかなか掲載できないままでした。  

 

1泊2日の予定で、ベルサイユ宮殿の正門近くのホテル(ibis Versailles Château)に泊まり
マリーアントワネットの愛した田舎家を見学するのが今回の最大の目的です。
 
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ロンドンからユーロスターでパリの北駅に着き、真っ直ぐタクシーで郊外のベルサイユへ向かいました。階段の多い地下鉄の乗換は大きいスーツケースを抱えている身では大変なので。
 
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ユーロスターの中での表示ですが、時速が334.7kmって凄い!
 
 
ホテルにチェックインして、急いでお庭に入りました。この日は月曜日で宮殿は休館日ですが、庭園は市民に解放されています。
翌日はミュージカルガーデン(噴水と音楽の饗宴)があるので、下見を兼ねて庭園散策です。
 
 
噴水の水の貯水池のようですが、それほど高い位置にあるように見えないから違うかも。
 
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広大な土地に個々の噴水が高い生垣で囲われていて、迷路のようになっていて、1つの噴水から他の噴水が見えないように作られています。
 
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庭園入口に掲示されている地図

 

 

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これには理由があり、水量水圧に限界があるため、ルイ14世が歩いて次の噴水に移る間にバルブを切り替え、王様だけに常に水が溢れる噴水を見せていたようです。 
(が、王様はすべての噴水を同時に解放させたというお話しもあるので、いずれにしてもその水量は凄い。)

 

 

簡単に前の噴水に戻れないようになっています。
 
 
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つまり噴水群の庭園は巨大迷路状態です。
トイレも数か所ありますが、すべて迷路の中なので、地図を見て早めに探しておく必要があります。
 
遠くで雷の音が聞こえてきました。そうこうするうちに夕立が、傘をさして雷の落ち無さそうな場所(?)で雨雲が通り過ぎるのを待ちました。

 

 

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雨雲が去ると陽がさして明るくなりました。が、気が付くと人が誰もいません。

 

 

巨大な迷路の中でわたし1人?  えっ!と身震いした時に
カートに乗ったスタッフのお兄さんが巡回して来たのを見て
1人じゃないとホッとして、貸切状態の贅沢な庭園散歩のつづきを…。
 
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いままで、英国の貴族の館の迷路巡りをしつづけたいと思っていた私ですが、この巨大迷路の体験で、そうした気持ちは一気に失せてしまいました。
これ以上の巨大迷路は世界中どこにも無いのでは・・・。 ちょっと怖いし・・・

 

 

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フランス産のチーズやハムの盛り合わせの簡素な夕食。
メニューをあれこれ考える気力も無く疲れていたのでしょう。
基本的に、パンとワインと美味しいチーズがあれば満足の私です

 

 

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翌日は、荷物の整理をしているうちにオープン時間になってしまい、朝食を食べる間もなく出かけました。宮殿内のカフェ(アンジェリーナ)で食べようと考えましたが、行ってみると、行列待ちの満席状態でした。
時間が惜しいので朝食抜きで飴を舐めながら、携帯しているペットボトルのお水でしのぐことに。昼食は園内のレストランを予約してあります。
 
今回、鏡の間から繋がるマリーアントワネットの王妃の間が修理中とのことで、その代わり鏡の間の鏡の隠し扉から王様の部屋へと、むかし来た時とは違うコースで見学ができました。
鏡の隠し扉を開けて覗けるなんて… これも長年の願いが叶ったことになります。
 
 
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 ドアの向こうが鏡の間です。

 

 

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王様の寝室
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王の間に続く家臣たちの控室
 
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ギャラリー
 
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宮殿を一通り見学してから、昼食まで庭園の噴水を足早に回ります。
トリアノンは開館時間が短い (12:00 ~ 17:30) ので、噴水は後でまたゆっくり。

 

 
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ミュージカル・ガーデンってどんな催し?…と。
庭園ではヴェルサイユ用に作曲されたフランスバロック音楽が流れていて、
曲も噴水ごとに異なります。
 
 
 
水が出ている噴水、出ていない噴水などいろいろですが、優雅な音楽が流れていて気分は高揚します。グラン・カナル  大運河ではボートに乗ったり楽しそうです。
 
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グラン・カナル そばの

昼食を予約していたイタリアンレストランの ラ・プティ・ヴニーズ(La Petite Venise)へ。

 

 

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さすがにフランス、飲み物はシャンパンだらけ。
ということでシャンパンで、お疲れさま。
スパークリングワインじゃなくて、やっぱり本物は美味しい!
 
トルテッローニ。 中にチーズが入って、ヴォニッシモ!
 
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フルーツ盛りのデザート。ビタミンCをたっぷり摂って元気回復。

 

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プチトリアノンやグラントリアノンまではかなり距離があり、巡回しているトロッコみたいな乗り物は30分毎で時間が合わない、そこで貸自転車をかりることに。

 

 
大人用の自転車のサドルを最低まで下げたのですが、足が地面に着かない。
 
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子供用は、どこからどう見ても子供用で…    ちょっと…。

 

 

そこで子供の頃に兄の大きな自転車でおぼえた、片足けんけん乗りで… 止まるときは、ブレーキをかけて倒れる前に飛び降りる、なんて技、試してみると出来るではないですか 汗
 
 
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プチトリアノンまでは並木の美しい真っ直ぐな道ですが、着くころには心臓バクバク、死にそうな疲労感。
シャンパンのせいかしら…? と罪悪感。 ここで死ぬの?
 
(帰路で分かったのですが、平地に見えたこの道は緩やかな登り傾斜だったのです)
 
シャンパンに罪はなく、重い運動をしていたのです。
朝食抜きで、昼食後に運動、これは一気に体重が落ちる。。。。。
 
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プチ・トリアノンの正門前です。

 

 

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プチトリアノンからグラントリアノンはお庭の中から繋がっていました。が、自転車をお屋敷の前に置いてきたので、自転車で移動しました。

 
 

昨年の簡単な投稿