ハットフィールド・ハウス Hatfield House
 
ネブワース駅から電車で2駅ロンドンへ戻るとハットフィールド駅ですが

 

ネブワース・ハウスからタクシーを呼んで、直接向かいました。
駅から徒歩の場合、遠回りの門からの入場になるからです。

 

 

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                        違和感のある鳥の像が・・・

 

 
ハットフィールド・ハウスはエリザベス1世が女王になるまで過ごした宮殿ですが
 

上の写真の修理中の邸宅は、ソールズベリー伯爵が17世紀初頭に建てたマナーハウスで

現在もその子孫のセシル家が住んでいるそうです。
実際にエリザベス女王が過ごした16世紀のロイヤルパレスはウエストガーデンにある別の建物になります。

 

 

 
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到着した入口はレストランのスペースになっていて

 

もうお腹がペコペコだったので、まずは昼食を。
本日のスープがトマトスープとあったので、それとサンドイッチにしました。
 
一緒のハウスメイト(北園ハウスの宿仲間)はイギリスへ何度も来ているのですが
まだイギリスのスープを試したことが無かったそうです。
フランス料理のスープみたいにブイヨンがどうのこうの…でなくて、
もっと素朴なイギリスの家庭的な雰囲気を味わえる寒い日の定番と説明。
 
さっそく試して想像より美味しいとのこと。
 
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ちょうどいいガイドツアーが無かったので、しかたなくお部屋を勝手にめぐりました。
説明が無いのはかなり物足りないものです。
室内は撮影禁止なので、ホームページからの写真を転載します。
 
 
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                                      グレート・ホール

 

 

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                                         図書室

 

 

エリザベス1世女王の手袋やストッキングが展示されてましたが

ほそ~~~い。 特に手袋は人間の指とは思えないほど細くて長いものでした。
 

 

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上の写真の部屋が目に入った瞬間、あっ!と思わず声がでました。
過去に見たドラマの記憶が・・・? 
そばに居た案内の人が微笑みながら私の表情を見て答えを待っているので(慣れている様子)
キーラ・ナイトレイの姿が思い浮かんだので 
「Pride and Prejudice (プライドと偏見)」?と聞くと、違うとの答え。
記憶を集中させて・・・、アガサクリスティー?と言い直すと、正解とのことでした。

 

 

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                                          キッチン

 

 


館を出てガーデンへ

 

ここの庭園がまた素晴らしいのです。
東と西と2つあり、ウェスト・ガーデンはお屋敷のオープンと一緒ですが、
イースト・ガーデンは水曜日のみの開園となります。
9月中に(10月から4月まで閉館)使える水曜日はもう残っていないので、しかたなく次回ということに。
諦めきれないイースト・ガーデンには私の大好きな巨大Maze(迷路)があります。

 

 

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日本ではほとんど知られていないのですが
イギリスの貴族の館には必ずと言っていいほどメイズ Maze(生垣で作られた迷路)があります。
 
私がもし旅行代理店なら、このメイズ巡りだけのツアーを企画してみたいところです。
だって、メイズには必ず由緒ある館と、美しいイングリッシュ・ガーデンが付いてくるんです。
生垣の迷路で子供に返って遊んで、イギリスの魅力満載って、なんて素敵でしょう。
とういうことで次回の英国訪問は、巨大迷路巡りを考えています。
ブレナム宮殿、ハットフィールド邸、チャッツワース邸、リース城などなど…。
 
 
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                      日焼けしない散歩道

 

 

庭園を歩いていると、また何やら変なものがあります。

彫刻展が開かれてるのでしょうか?

 
イメージ 12                           骸骨のローラーかけ
 
 
オールド・パレス Old Palace
 

エリザベス1世が少女時代を過ごした、当時の Royal Palace です。

女王になった知らせをこのハットフィールドで受け取ったそうです。
でも、エリザベスにとって、ここでの生活はあまり幸せではなかったようです。 
いつ殺されるか知れない命の危険もあったでしょう。
 
 
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ちょうどホールで結婚披露宴が行われていました。
 
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 新郎新婦とブライドメイドがお庭で記念撮影

 

 

 
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エリザエス女王のレリーフ

 

 

 

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                     な置物

 

 

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                          骸骨のダンス

 

 

 

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エリザベス1世女王が暮らしたオールドハウスに降りてみました。

 

 

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少し前に新郎新婦が写真撮影していたお庭です。

 

 

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入口に戻って
イーストガーデンの閉ざされた門を恨めしそうに覗き見ます

 

 

 

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下の写真は館の正面入り口から見下ろした景色で、まっすぐに道が続き奥は森のようです。
駅前へ出るゲートは途中から左に折れるのですが、
森林が美しいので間違えてまっすぐ進み別のゲートに着いてしまい、
でも遠回りになるからと出してもらえずに、戻って大散歩してしました。

目的のゲートに辿り着いた時は終了時間がとっくに過ぎて、見学者は我々だけのようでしたが
ゲートはまだ開いていて無事に出してもらえました。
お待たせしまたとガラス越しの守衛さんにお礼を言いたいところですが
こちらも泣きたいほど足が痛くて、もう言葉が・・・。
通常歩くことのない美しい森林の中を歩いたことを二人とも辛さ以上に嬉しく感じていたのは、
とても良い旅仲間だったと思います。

 

 

 

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              やはり違和感のある置物

 

 

 

ハットフィールド駅前にはタクシーがたくさん止まっていたので、

こちらはネブワースとは違ってタクシーが簡単に拾えそうです。 

 
帰宅後調べてわかりましたが、やはり彫像のexhibition が開かれていました。
作家は次の5人です。知った人はいませんが、個人的には骸骨のダンスやローラかけが好み。
Geoffrey Dashwood, David Goode, Tessa Campbell Fraser, Hamish Mackie, and Etienne Millner
 
 
ハットフィールドハウスのHPに、今まで撮影された映画が載っています。
アガサクリスティー『チムニーズ館の秘密』もありますが、
キーラ・ナイトレイ(あんまり好きじゃない)のドぎつい『アンナカレーニナ』もここだったのです。
(アンナカレーニナは小説のイメージからしてもソフィー・マルソー主演のが断然いい)
 キーラナイトレイを思い浮かべたところまではまんざら正解に遠くなかった 
 
  • Greystoke - The Legend of Tarzan, Lord of the Apes (1984) グレイストーク ターザンの伝説
  • Batman (1989) バットマン 
  • Orlando (1992) オルランド
  • The Avengers (1998)  アベンジャーズ
  • Shakespeare in Love (1998)  恋におちたシェイクスピア
  • Sleepy Hollow (1999)  スリーピー・ホロウ
  • Band of Brothers (2000)  バンド・オブ・ブラザース
  • To Kill a King (2001)
  • Tomb Raider (2001)  トゥームレイダー
  • The Importance of Being Earnest (2002) 真面目が肝心
  • Tomb Raider: The Cradle of Life (2003) トゥームレイダー2
  • Vanity Fair (2003)  ヴァニティ・フェア
  • The Libertine (2004) リバティーン
  • Charlie & the Chocolate Factory (2004) チャーリーとチョコレート工場
  • Batman Begins (2005)  バットマン ビギンズ
  • The New World (2005)  ニュー・ワールド
  • V for Vendetta (2005)  Vフォー・ヴェンデッタ
  • Hot Fuzz (2006)  ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-
  • The Golden Age (2006)  エリザベス:ゴールデン・エイジ
  • Sherlock Holmes (2008)  シャーロック・ホームズ
  • Get Him to The Greek (2009)  伝説のロックスター再生計画!
  • Clash of the Titans (2010)  タイタンの戦い
  • The King's Speech (2010)  英国王のスピーチ
  • Agatha Christie's Poirot - Hallowe'en Party (2010) アガサクリスティー 『ハロウィーン・パーティ』
  • Agatha Christie's Marple - The Secret of Chimneys (2010) アガサクリスティー『チムニーズ館の秘密』
  • Harry Potter and the Deathly Hallows - Part 2 (2011) ハリーポッターと死の秘宝 PART2
  • My Week with Marilyn (2011)  マリリン 7日間の恋
  • Sherlock Holmes 2 - Game of Shadows (2011)  シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
  • Anna Karenina (2012)  アンナ・カレーニナ
  • The World’s End (2013)  ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
  • 47 Ronin (2013)  47RONIN