息子は旅たち
パートナーは国を離れるけれど

唯一、
絶対に私を裏切らない
無償の愛の持ち主

わんこしゃん


JDしゃんがいてくれれば
もう、それだけで私は
幸せなのですが、


そんなJDしゃんに
とんでもないことが起こりました。


子供からうつった
咳き込みが激しく
夜中にポリスを起こしては
悪いので、
別のベットルームで
数日寝てたんです


勿論、JDも私を
追いかけてベットへ

パースも寒くなり
布団にJDしゃんと包まって
いる時ほど諸福な時はありません





朝方、JDしゃんが枕元に移動したなぁと
思った瞬間
ドスンと姿が消えました
太ももの高さぐらいの
ベットでしょうか

ベットから落ちたのです

床はカーペット敷で
慌てて、電気をつけてみると
丁度、クッションが下に落ちてて
その上に頭を乗せるように
くの字で横たわってました

うんともすんとも言わず
眠気からか
ボーッと動きもしません

そのままの形で
抱き上げ、ベットに戻し
眠りにつきました



朝になり
いつものように
動いていたので
ベットから落ちたことなどは
すっかり忘れてました


この日は、祝日でしたが
出勤するポリスを見送った後は、
数時間、学校のアサイメントに集中し


その後
外出予定だったので
慌てて
JDしゃんにお留守番の
オヤツをあげて出かけました




3時間後、帰宅
車庫のガレージを開けると
いつも凄い勢いで
飛び出てくるJDが出てこない


ガレージから家の中を覗くと
カレージの開く音でかき消されながらも
キャンキャン
とJDの凄まじい鳴き声が

明らかに異常を知らせる鳴き声で

慌てて家に入ると

うつ伏せの大の字で
立てなく泣いているJDが


全く身体に力がはいっていない


ようやく、
朝方ベットから落ちた事を
思い出し
身体が震え上がりました



JDが死んじゃう


一体どれくらいの間
こうしていたのだろう

震える手を抑えながら
JDを抱き上げ

動物病院に電話を
ただ
全身が震えて
なかなか携帯電話がさがせない


指が震えて
今にも心臓が口から
出てきそうなほど
震えている


一瞬が永遠に感じるほど
車に飛び乗りながら
やっとの思いで
動物病院に電話


助けて
私の犬が死んじゃう
立てなくて
動かないの


すぐに診てくれるというので
車で20分かかるが
そのまま病院へ向かった

病院に着くと
JDが立ち上がった

あれ?と思いながらも
抱き上げ入り口にいくと
閉まっている

もう一度
さっきの電話に電話すると
場所は、OOOOだという

私の自宅の近く
どうやら、いつもの病院が
緊急病院に自動転送していたらしい


きた道を
戻り

病院に着くと
やはりJDは立って
歩いている
少し弱々しいが



診察をしてもらうと
打撲らしい



打撲で、
痛みが後から出ることもあるらしく、
その痛みが留守中に出たのではと




痛み止めを出すので、
自宅で様子をみますか?と
定案された


が、

過去に、猫がマンションの3階から
落下して
その後数ヶ月かけて寝たきりになった
首の脱臼で
神経が圧迫されたのだ

そんな痛い経験があるので、
レントゲンを撮ってもらうよにお願いした

レントゲンを撮るのには
麻酔で眠らせなければいけない



小さな動物にとっては
命を落とすことも
同意書にサインをして
夜まで預けることにした


夜電話をすると
レントゲンを丁度
取り終えて
骨や神経に異常はないと

ただ、麻酔がまだ
覚めていないので
今夜自宅に帰るのは
ベストな案でないので
このまま一晩病院で
経過を見守りますという


朝、迎えに行くと
ヨロヨロと獣医さんに連れられて
JDが出てきた

安堵から涙がポロポロ流れて
必死でお礼をいった

1週間は安静にと
痛み止めも処方され


可能性はないに等しいが、
万が一、また動けなくなるような
ことがあれば
スペシャリストで見てもらう必要があると

この3日以内に
かかりつけの獣医さんにいくこと
情報はこちらから送っておきますと。

家に帰宅して数時間、
顔の周りに手を当ててあげると
落ち着いたのか
寝始めた

どうしても
仕事には行かなければいけない


ペット保険はないので
この落下騒ぎに
かかった獣医費用15万円ほど

日本より
遥かに高い
VET費用

それでも
命には変えられない


早く
いつもの元気なJDしゃんに
戻りますように