このアメブロを通して、沢山の素敵な出会いを経験してきました。その中でも、とてもとても尊い出会いがありました。


癌無治療という最大の共通点から、ブロ友さんになっていただいたtheory-menさん


ブログからわかることは
男性で
パパちゃんよりもずっとお若くて
私よりずっとお若い娘さんがいらっしゃって
癌無治療であったこと

毎日アップされるその文面から、theory-menさんの優しいお人柄に親しみを覚えるようになりました。



パパちゃんと同じ癌無治療であったことから、theory-menさんの発信される言葉に、パパちゃんの心境を想像していました。



theory-menさんが、奥様や娘さんを想い綴られるブログには、必死で女性の気持ちや、娘としての気持ちをコメント欄に残しました。




どこか控えめで、勿論、お会いしたこと、お話ししたこともありませんでしたが、私のお節介は止まりませんでした。




私のコメントに、娘さんを想われたのだと思います。theory-menさんからもお慕いいただくようになりました。私は、娘さんの気持ちを、theory-menさんは、娘に対する父親の気持ちを発信し合うようになりました。

癌のこともたくさん教えていただきました。






不思議なつながりです。







パパちゃんが旅立ってすぐに、theory-menさんのブログが止まりました。
娘さんに想いは伝えたのだろうか、あれもこれも、そんな心配と無念感だけが残りました。





それから数週間後、奥様がブログを更新され、theory-menさんの旅立ちを知りました。




以前theoly-menさんが、私がパパちゃんにあてた後悔のブログを読まれ、苦悩する私にパパちゃんの気持ちを代弁するメッセージをいただいたことがありました。



それは同時に、theory-menさんが娘さんを想われる言葉以外のなにものでもありませんでした。





「Matsukoさんは何も言わなくてもいいですよ。
いつも通りの笑顔と父娘の会話でじゅうぶんです。
お父様はもう十分Matsukoさんのことはわかってくれてると思います。
例え会話が喧嘩になっても、伝わってますよ。
発した言葉に後悔とか、失敗があったとしても、もう十分に伝わってます。
親子ですよ。この世に一人しかいない父親なんです。
Matsukoさんのことが大好きで大好きで仕方ない親父なんですから、何も気を使う必要もないし、自分のことはわかっていますから、いつも心の中でありがとう、口が悪くてごめんな。でも愛してるよって必ず思ってます。
ですからもうお父様とのことは罵声浴びようが、わがままだろうが、そう思って傍観しておけばよろしいかと思います。
うまく伝わったかどうかわかりませんが、どうしてもあなたが悩んでる姿を感じてお伝えしたかったです。

長文及び乱文失礼しました。」





そのメッセージを、奥様が更新されたブログのメッセージ欄に残し、theory-menさんのお嬢様にお伝えくださいと残しました。





それから数日後、お嬢様からメッセージをいただきました。涙が止まらずボロボロ泣きました。



こんなに温かい繋がりはあるのでしょうか。
ブログだからこそ繋がった想い。


昭和、平成、令和と生き抜いた
昭和の男たちに
心から哀悼の意を捧げます。


父の想いを伝えてくださったtheory-menさんありがとうございます。パパちゃんからの言葉だと思って全て受け取りましたよ。


パパちゃんありがとう
受け継いだ命を大切に生きます