日本では、警察なんて無縁の生活をしていたのですが、元パートナーのお陰で、一時よくポリスと関わることがありました。



国が違うので、勿論、悪を憎み、弱きを助けるーそんな思想の警官はこの国にいないでしょう。


西オーストラリア州の警察には、散々な目にあってきました。ポリスなんて聞くと聞こえはいいのですが、こんなポリスの話、よくザラに聞きます。全て実話で、ここに書ききれません。怠け者で役立たず。頭が悪くても腕っ節が強ければポリスになれる。


帰宅すると、家の中に強盗らしき人影が映る。ポリスに助けを求めると「その人影がなくなったら、家に入って確認して」なんて回答。数時間後、家に入るとやはり強盗に入られていた。
再度ポリスに電話すると、渋々現場に現れ現場検証。


「今から数分後お前を殺しに行く」と電話があり、急いでポリスに電話すると、ポリスセンターに転送するといわれたので「職務怠慢、あなたの名前を教えなさいと!警察本部に報告する!」というと3分で警官2人が送られた。


隣人からポリスに苦情を入れられた数日後。朝起きると2階のベランダをよじ登りポリス登場。
驚いていると、ベランダから家の中に入り、部屋の中を点検。玄関から、外にいる相棒を呼び寄せようと、玄関外に出た瞬間、内側から鍵をかけてポリス締め出し成功。隣人からの苦情だけで、住居不法侵入。


「自宅でマリファナを栽培して吸ってるんです。暴力的で、ドラックディーラーの仲間もいるんです助けてください!」と110番で登場したポリスにお願いすると、「カナバス(マリファナ)でしょ?ソフトドラックよ。自宅でマリファナ栽培して吸ってるぐらいでは、逮捕はできないわ」と言い残し去っていた。
注:マリファナは栽培、所持、吸引も違法です


隣の家の旦那さんは、引退した元ポリス。
パートナーへの接近禁止命令とマリファナ売買、栽培の事実を伝えても、「まぁ、何かあったらポリスを呼んでくれ」と全く使えないリタイヤーポリス。


馬から落馬して骨折したゲイポリス。痛み止めにと自宅でマリファナ使用。


車上荒らしにあったので、急いでポリスに電話すると、「この番号伝えて、保険会社への請求時に必要になるから」犯人を見たんですけど、と伝えても、「それはもういいよ」と。



とにかく面倒くさいことが嫌い。
彼らが好きなのは、喧嘩を止めて(=殴り合って)
勝利すること(= 大勢で大男たちを取り押さえて自慢顔) プロレスラーにでもなればいいのに。

そんなポリスが、私の入州申請の可否判断しているのです。大きな声でおおおおおお聞きしたい


きちんと判断基準理解されてますか?



自分の身は自分で守る、この国で学んだ教訓です。