昨日は偉そうなことを言いました。
みんな死に向かって生きていると。。
そう自分を納得させることで、自分の感情と気持ちをコントロールしていました。パパちゃんの癌が治らないことも、もうすぐ旅立ちの時が来るという現実も悲しみも悔しさも、みんなに死が訪れるということで自分を納得させていました。
パパちゃんの背中をさすってる時に、
人生に後悔はない、って
そんな言葉をパパちゃんから聞くと、もっと生きたいのだろうと考えてしまいます。
みんな死に向かって生きているからね、パパちゃんだけじゃないよ、大丈夫だよって励ますつもりでいった言葉が、今になってはなんであんなことをいってしまったのか後悔しかありません。
パパちゃんからの返答は、英語で
No futuer for me
でした。futuer 未来(が欲しいのに)が、僕にはない、と心の声を聞いたようで辛いです。
食道がふさがってきているので、水もやっと飲み込んでいます。つばでさえ飲み込めず、それが気管に入りむせて咳が出ます。悲しいことに、少しずつ衰えていく姿を見守り、手を貸しお世話することしかできません。
パパちゃんの意識はとてもしっかりしているので、それがとてもとても辛いです。
私は、なんて声をかければいいのでしょう。