やはりここ数日、食欲がなくなり
3/30にパースから戻り1ケ月、見た目にも身体がドンドンスリムになっていくパパちゃん
大好きなカキフライも、お刺身も箸がでません
まだかろうじて箸が伸びるフルーツやヨーグルトを冷蔵庫に忍ばせます
パパちゃんは合気道8段です
昔から怖いもの無しでした
まだ私が小学生の頃、家の隣のスーパーにバイクで乗りつけたスキンヘッドのおじさんが出現しました
革のジャケットを着ていて、バイクをおりるといきなり鎖をブンブン振りまわし
小さな商店街は軽いパニックになりました
今でも目に焼き付いています
そのスキンヘッドのおじさんは何かをわめき散らしながらみんなが怖がるのを楽しんでいました
すると、パパちゃんが私の後ろから現れて
何も持たず身体１つで
ゆっくりゆっくりとその男に近づいたのです
私からはパパちゃんの背中しか見えませんでした
大きなパパちゃんの背中
上腕筋はピタリと脇に着かず
丸く湾曲を描くほど大きかったの覚えてます
ゆっくりゆっくりその男に近ずくと
男は持っていた鎖をさらに早く回しながら
パパちゃんを威嚇
それでもパパちゃんは動きを止めず
その男に近づいていきました
パパちゃんから逃げるように、円を描き距離を取ろうとするスキンヘッド
それでも動きを止めないパパちゃん
するとスキンヘッドは、何かをわめき散らし
バイクに乗って退散したのでした
パパちゃんは本当に強いんだと思い知ったできごとでした
そんなパパちゃんがドンドン痩せていって
食欲がなくなっていきます
でも今はそれを悲しいと思う事をやめました。当たり前の人間の一生の一部分なんだと
パパちゃんは延命治療を望んでいません
人間は食べれなくなったらおしまいという考え方です
それが人間の自然な死だと
誤解しないでください、パパちゃんは治療される方を否定しているのではありません、それは私も同じです。パパちゃんにはパパちゃんの想う生き方があるのですね
旅が好きなパパちゃんですから
少し先に近場に出かけます
パースに連れて帰れるならば、戻れない事を覚悟で連れてかえったのに。コロナが嫌いです
行き先は内緒です。こんな時に怒られますからね
帰国後食べて顔がとろけた一品
イクラ on 大根おろし
最高に美味しくて、大根おろしとイクラに挟まれて寝たかった